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ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が新潟市で公園カウンセリングなどを相談、研究しています

マイナンバーカードと健康保険証の連動あるいは一体化についての危惧-じーじのひとりごと

2024年10月21日 | ひとりごとを書く

 2022年10月のブログです

     *

 マイナンバーカードへの勧誘がすさまじい。

 特典の2万ポイントも税金から支払われるんだけどなあ、とじーじなどは思ってしまうが…。

 しかし、それ以上に気になることがある。

 それはマイナンバーカードと健康保険証の連動あるいは一体化の問題。

 内科や外科への受診歴ならそんなに気にならないかもしれないが、例えば、泌尿器科や性病科(そんな科があるのかな?)、肛門科などへの受診歴を国家が把握するのはちょっといやな気がする。

 産婦人科への受診歴はどうだろう?美容整形外科の受診歴が把握されるのはいやだろうなあ?

 もっと深刻なのは、精神科や神経内科への受診歴。

 これらの個人情報を国家が管理するのは危険だと思う。

 昔、政府によって知的障害者への強制不妊手術がなされ、最近になって民事裁判で国が敗訴、謝罪をしたばかり。

 マイナンバー制度がなくても、国の方針でこのような恐ろしい出来事が起こりえるわけだから、マイナンバーカードと健康保険証が連動するとかなり怖いし、危惧されるものがある。

 便利なことは危険を伴うということは現代社会の常識だが、マイナンバーカードについてももっともっと冷静な議論がなされる必要があるのではないだろうか。       (2022.10 記)

     *

 2023年5月の追記です

 マイナ保険証の大規模な登録ミスがとうとう判明した。

 自分の情報が他人のマイナ保険証に誤って登録されているという。

 7000件以上という発表だが、実際にはもっと多いのではないか。

 便利さと引き換えの危険性をもっと議論し、場合によっては、従来の安全な制度に戻すべきではないかと思う。        (2023.5 記)

     *

 2023年夏の追記です

 マイナンバーカードの問題があらわになっているが、将来、さらに、マイナンバーカードと運転免許証の一体化が予定されている。国が個人の違反歴や事故歴を把握してどうしたいのだろう。

 国はどこまで個人情報の一元化を狙っているのだろうと思う(新潟県ではマイナンバーカードと図書館カードの連動まで行われている)。

 さらに、預金口座の紐付け(それにしてもセンスのない命名だ)の問題。公金受領のためというが、いずれ税金徴収にも使われるのだろうと思う。

 じーじのような年金受給者はすでに、住民税や介護保険料は年金から天引きされているが、近い将来、国民全体がそうなるのだろう。国にとってはとても都合のいいシステムだ。

 このままでは、大変なことになるのではないだろうか。        (2023.7 記)

     *

 2024年冬の追記です

 マイナ保険証の不人気で、今度はマイナ保険証の利用率の高い医療機関に支援金を支給するという。

 支給金は税金ですよ、政府と自民党さん。

 北陸応援割もそうだが、政府と自民党のやることはお金で国民の歓心を買おうとしているだけ。

 本当に困っている人たちに寄り添っていると言えるのかな。

 キックバックやあやしいお金などで政治を動かしている人たちは、お金で国民も動かせると思っているのかもしれない。        (2024.1 記)

     *

 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介

 経歴 

 1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ。

 1970年、旭川東高校に進学するも、1年で落ちこぼれる。 

 1973年、某四流私立大学文学部社会学科に入学。新聞配達をしながら、時々、大学に通う。 

 1977年、家庭裁判所調査官補採用試験に合格。浦和家庭裁判所、新潟家庭裁判所、同長岡支部、同新発田支部で司法臨床に従事する。

 1995年頃、調査官でも落ちこぼれ、家族療法学会や日本語臨床研究会、精神分析学会、遊戯療法学会などで学ぶ。 

 2014年、定年間際に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士課程)を修了。 

 2017年、臨床心理士になり、個人開業をする。

 仕事 個人開業で、心理相談、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを相談、研究しています。

 所属学会 精神分析学会、遊戯療法学会

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区

 mail  yuwa0421family@gmail.com  


コメント (8)    この記事についてブログを書く
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8 コメント

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そのとうりです! (yamaguti2520 )
2024-02-03 17:57:40
オジンもなんか嫌な感じがします。強引に推し進めるのは何か裏がありそうと思ってしまいます。利権絡みなのですかね~自分達のお金こそ透明にする事が大事だと思うのですが~
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コメント、ありがとうございます。 (どさんこじーじ)
2024-02-03 18:07:10
やはりあやしいですよね。
イギリスの郵便局で大迷惑をかけた富士通が、マイナ保険証でもミスを連発していて、そんな企業は民間ならとっくにアウト!だと思うのですが、なぜか政府はかばい続けて、今も政府ともども大きな顔をしています。
やはりおかしいですよねぇ。
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Unknown (クリン)
2024-10-21 14:31:23
じっさいお金で動く国民だからダメなんだと思います🐻⚠
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クリンちゃん、コメントありがとう (どさんこじーじ)
2024-10-21 14:49:01
クリンちゃん、またまた辛口コメントですねぇ。
でも、大当たりですね。
お金で動いてしまうんですよね。本当に。
ポイントでも右往左往していますしねぇ。
お金やポイントで少し得をしたからって、幸福を感じるんですかね。それはそれで幸せなのかな?
じーじは貧乏だけど、筋の通った生き方のほうがいいなぁ。
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Unknown (ZIP)
2024-10-21 22:38:59
行政上の手続きを滞りなくこなせるうちは、確かに自分はまだ大丈夫だと思えるのでしょう。
普段の生活に全く支障をきたさない、という高齢者が果たして現在どの位居るのかは知りませんが、そのような人達でさえやがては様々な困難に直面することは避けようがないと思います。
もし仮に認知症になれば、自身の健康管理はおろか、日常生活を送る上での様々な配慮さえ覚束なくなるは確実です。
ましてや医療情報や銀行口座と紐づけ可能なマイナンバーカードや携帯機器の慎重な取り扱いを期待することなど到底無理でしょう。
情報の集約・一元化という利便性と引き替えに晒される個人の情報が広範囲に社会に拡大するのは仕方ないにしても、その一方で、犯罪者がお年寄りを対象にするのは極めて合理的な判断といえるでしょう。
彼らからすれば金蔓が歩いているようにしか見えないと思います。
日常的に年配者と頻繁に接する機会が多い保険医が少なからず制度に反対するのも頷けます。
受け入れ側にとっては、細心の注意や配慮を伴い、その対応に万全を期さねばならない扱い難い情報であることに間違いはないでしょう。
Institution harassment といった方がいいかもしれません。
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コメント、ありがとうございます (どさんこじーじ)
2024-10-22 03:40:58
確かにそうですよね。
一見、便利なようで、実はお年寄りに優しくない制度ですよね。
そして、危険性が高い制度です。
なにより、理由は不明ですが、十分な議論を経ないままい、政府が強引に実施したのが一番よくないと思います。
民主的でないですし、強引です。
多数派の傲慢さによるおごりなのでしょうね。
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Unknown (ZIP)
2024-10-22 19:43:52
親の介護をしたことが無い人達が決めているとしか思えませんね。
また、それほど遠くない将来には個人の遺伝子情報を紐付けることが義務化されるのではないでしょうか。
科学的根拠に基く制度としてのLebensbornでしょう。
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再びコメントありがとうございます (どさんこじーじ)
2024-10-23 03:58:36
怖いお話ですね。
例えどんなに便利な制度であっても、強制はよくないですよね。
国民が選べるようにすることが民主主義の社会です。
本当に良いものは自然と支持されるでしょうし、悪いものは廃れていくと思いますね。
国民の良識を信じてほしいです。
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