佐賀ログ   <by 不動産相談センター佐賀 http://www.recsaga.jp/>

不動産鑑定士運営の相談センターのブログ。佐賀での身の回りの出来事、発見、珍事など備忘録を兼ねて、遊び心でつづっていきます

不動産鑑定会社に家宅捜索!!!

2011年02月19日 | 日記
調査依頼を受けてこんな所



をうろついてきまして

冬の海っちゅうのは淋しいもんやけど水の傍って落て着くのぉ

って1分くらい和んでおりました。


っで、帰りの車内でいつものようにラジオをつけっ放しにしていたら

「かんぽの宿(~ホニャララホニャララ)~、東京都渋谷区の不動産鑑定会社(ホニャララホニャララ)~家宅捜査に~」

ってニュースが耳に入ってくるじゃないか

大阪府警捜査2課は、穴ボコがあくなどした旧かんぽの宿等3物件の価値が不自然に過大評価されたとみて

詳しく経緯を調べるらしいッスね

これが真実なら程度の大小はあれど不動産鑑定評価という仕事そのものの信用にマイナスです。

各報道みてますと、

中立性が強く求められる不動産鑑定士という部分に目が行きました。

一方、実務上のはなしとしては依頼に応じて仕事をさせていただくのですが、

仕事の対価は通常依頼者から頂戴するわけで、

中立性は良くも悪くも仕事を受ける我われのポリシーに委ねられている、

と個人的には考えてます。

事業用の物件の価値はその利用、あるいは利用可能性に裏付けられた価値に結局は収斂していくんじゃないかと

日頃の実務を通して感じてますが、ひろく一般の常識感とズレがないかいつも自分の仕事を疑ってますネ。

さてgoo辞書で「中立」を見てみると

「対立するどちらの側にも味方しないこと。また、特定の思想や立場をとらず中間に立つこと。」

って載ってますね。現実に引き直して考えればアバウトな表現。

思うに結局モノの値打ちの礎って常識、あるいは常識感にある、そんな気がしてます。

そこから明らかに逸脱すると“不自然”さを感じとるようになる。

日頃から自分なりの常識感をせっせと更新し続ける仕事はそれはそれで楽じゃないぜ
コメント
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