ココロの居場所

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「モンスターペアレント」の問題

2007-07-10 23:13:59 | 社会情勢
「学校に無理難題を突きつける保護者は、教育現場では「モンスターペアレント」と呼ばれる。指導力不足や不祥事を起こす教員など公教育への不信感が背景にはあるが、一方でこうした保護者の存在も教育現場を委縮させている。...前週に配ったプリントを子どもが親に渡し忘れていたのに「本当に配ったのか」と非難される。後にランドセルの奥からプリントが発見されると「先生の指導が悪い。おかげでうちの子の課題提出が遅れた」と逆ギレされた。東京都中央区の公立小学校教員(36)は「保護者に全く信用されていない」と嘆く。...こうした保護者が増えた背景には教育への不信感があるが、それだけではないようだ。都内のある公立小学校の校長(58)は「消費社会の中で、親の意識が『学校とともに子どもを育(はぐく)むパートナー』から『サービスの受益者』に変わり、顧客満足度が学校評価の物差しになった。その上、以前は地域で子育てする中でわが子の位置を自然に把握できたが、今は近所付き合いもなく自分の子しか眼中にない親が増えた」と分析する。」(東京新聞より引用)    このような事象は、特別ではなく、事の大小はあるでしょうが、かなり頻繁に起きてるとの事です。学校は教育の場だけでなく子供のしつけ、さらにできてない親の対応までせざるおえないという厳しい現実があるのです。今の学校の必要とされているリスク管理は高まるばかりです。
(道徳教育は、親から行う必要がありそうです。ひと事ではないのですが。)

東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2007070102028640.html

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