ココロの居場所

平穏な居場所を求めるべく、日々、感じた事を掲載していきます。

フェルメール・ブルーと手紙

2011-07-31 22:40:08 | テレビ番組
「何気ない光景を静謐(ひつ)で独特な世界に描きあげる画家、フェルメール。....特に名作として知られる「手紙を読む青衣の女」は本格的な修復を経ての世界初公開として注目されています。....実はフェルメールは手紙にこだわり続けた画家でした。17世紀のオランダでは、東インド会社が世界貿易で富を呼び集めていました。繁栄を極める中、ヨーロッパの国々に先駆けて郵便制度が発達し、手紙が、ビジネスだけでなく男女の間でも流行。今のメールに引けを取らない、まさに“手紙ブーム”が起きていました。」(日曜美術館より引用)    フェルメールといえば窓からゆるやかな光が差し込み、主役を引き立たせる、シンプルな構図を思い出します。光の魔術師、フェルメール。緻密さと曖昧さが混在する引き算の文化もあわせ持ち、静謐な雰囲気が表現されています。そして、ウルトラマリンブルーの発色のある色彩と後の色彩を抑えることによる品格。今回は、現代の電子メールのように、手紙が流行した時代背景も絵画から読み取れるという面白さが紹介されてました。

日曜美術館
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2011/0724/index.html

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