碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

ブチハイエナ 本当の自立

2010-12-09 18:21:05 | Weblog
ハイエナ(=ヒヤエナ)はネコ目(食肉目)ハイエナ科に属する動物の総称である。長い鼻面と長い足をもち、イヌに似た姿をしているが、ジャコウネコ科に最も近縁である。

「一般にハイエナには、「サバンナの掃除人」として死肉を漁るという印象が強い。実際、中型のカッショクハイエナやシマハイエナは、狩りをするより腐肉をあさることの方が多いが、ブチハイエナの食物は、(腐肉も確かに含まれるものの)大半が自分たちで捕えたものであり、狩りで仕留めた食料をライオンに横取りされる場合が多い。他の動物が掘った巣穴に住み、
巣穴の回りには動物の骨などが散乱している。
この骨は非常食である。ハイエナは、硬い骨も噛み砕けるほど顎の力が強い。食料が無い時には、これらの骨を食べ飢えをしのぐ。ハイエナの群れのリーダーはメスであり、メスのリーダーの長女が群れのリーダーを継ぐことが常識的になっている。そのため、オスは群れの中で順位が低い。」

このハイエナほど、イメージの悪い動物もいないだろう。
だが、所詮、人間が勝手に付けたレッテルだ。
当の、ハイエナ達は、己の生存を賭けて、一瞬、一瞬を必死で生きている。
一部の人間達(政府?)が、決めた囲いの中で、右往左往して
日々、諦め、飼い殺しになっている、どっかの国民より、
ずっと、「尊厳」を感じる。
賢い番犬と頭をなでられるより、ハイエナと呼ばれるほうがいい。
あるべき姿は、本当の自立だ。

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