碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

「バベルの塔 」  バーチャル・タワー

2010-12-05 19:54:34 | Weblog
バベルの塔

創世記11

「ノアの洪水の後、人間はみな、同じ言葉を話していた。
人間は石の代わりにレンガをつくり、
漆喰の代わりにアスファルトを手に入れた。
こうした技術の進歩は人間を傲慢にしていった。
天まで届く塔のある町を建てて、
支配者になろうとしたのである。
神は、人間の高慢な企てを知り、怒った。
そして人間の言葉を混乱(バラル)させた。
今日、世界中に多様な言葉が存在するのは、
バベル(混乱)の塔を建てようとした人間の傲慢を、
神が裁いた結果なのである。」

自分は、宗教的な見方は、一切ないが、
この誰でも知っている、話を今、誰もが、
忘れ、見ようとしないでいる。
この塔を、はるかに超えるバーチャル・マネーを
作り出した漂流するファンド、それを容認、
仕向け、許した組織。

わが身の保身と詐欺で、数ヶ月先の事までしか、
考えられない為政者達。 
国家の嘘、詐欺は、許されるが、
庶民の権利、自衛は、一切許さず、搾り取る。
そして、マスコミ、風説、目先の損得に走り回る庶民。
いつの時代も、百姓は、生かさず殺さず。

人口限界爆発まで、人類は、このチキンレースを
続けて行くのだろうか・・・
せめて自己の認識と覚悟だけは、持っていたい。