碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

陸上自衛隊 総合火力演習の中で・・・・

2011-08-28 22:00:15 | Weblog
今回の、総合火力演習の中で、これが・・・と、思った場面があった。
メインの実演ではなく、演習前の、練習で酷くなった地面を、土木重機で整地していた場面だ。

自衛隊が、国内外で、一番必要とされる仕事。
今回の東北大震災や神戸淡路大震災などの復旧支援、災害地での救助や瓦礫の撤去、整備。
海外での救援、人道援助やインフラ整備で、整地に道路や井戸等。
こうやって働いてくれているのだなぁ・・・と。

また、会場に入る道路を横断する陸橋も、仮設で造ってあったが、
とてもガッシリとしていて機能美があり美しかった。
(自衛隊のモノはナンデもかっこよく見えてしまうのは、機能性のみだからだろうな)

もう一度、引用しておく。

「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり

歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。

きっと非難とか、叱咤ばかりの、一生かもしれない。御苦労だと思う。

しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは

外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか

国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。

言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが

国民や日本は幸せなのだ。どうか、耐えてもらいたい」
              
        吉田茂 (昭和32年2月、防衛大学第1回卒業式)

この言葉が、今も、いつまでも連綿と続く自衛隊を貫く背骨なのだ。

(来年は、もっと計画を練って、また見に行こう!)

追伸 あの、「自衛隊オリジナル・カレー」の調合は、国防機密! では、ないようです^^