碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

「被災と戦う自衛官が背負うもの 120人の証言」 SAPIO より

2011-08-03 23:15:13 | Weblog

東日本大震災での、自衛隊災害派遣活動実績

2011年3月11日~7月1日(JTF解組前)

人員・・・・981万4000名
航空機・・・のべ約4万6300機
艦艇・・・・のべ約4,560隻

(7月1日朝7時現在)
人命救助・・・1万9286名
ご遺体収容・・・9500体
給水支援・・・・3万2984t
給食支援・・・・471万5453食
入浴支援・・・・97万2293名

        (SAPIOより)

今日、発売された、「SAPIO」を、是非、読んで欲しい。
この気の遠くなるような、活動を黙々とおこなってきた自衛隊に
心から驚嘆と感謝の念を思う。
今日、隊員の方から教えて頂いたが、隊員、ひとり、三食を10万人分
正確、迅速に配給する事は、自衛隊であればこそ出来る事だと。
表の救援活動を、縁の下で支えている人員を加えると、その規模の凄さが分かる。

●身内に被害が出た隊員も被災者支援を続ける。
「自宅が全壊、家族も行方不明という隊員が普通に働いている。
かけてあげる言葉がみつからない」

《被災地に来て12日目。風呂はまだ1回しか入れていない》
《毎日、乾パンや缶メシと水だけ》

炊き出しで温かい汁ものの食事を被災者に提供しても隊員が口にするのは冷たいものばかり
わずかな休憩時間に狭いトラックの中で膝詰めになり、冷えたままの缶詰の食料を口に運ぶ隊員達。

22カ所で入浴支援も行っているが、汗と泥にまみれた隊員は入浴もままならない。
「わが身は顧みず、何ごとも被災者第一」の方針を貫く。 (mnsニュースより)

日本に生まれ、住んでいる人間として、本当に心強い存在だ。
「SAPIO」を、是非、読んで欲しい。