碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

戦後史上最高の円高と、アメリカ海外債務産み倒し作戦!

2011-08-20 21:25:43 | Weblog
●「サプライズ」介入
野田佳彦財務相は、円高の進行を食い止めるために、「サプライズ」で市場介入する用意があると示唆した。同財務相は18日、市場動向を注視していく意向を示し、介入は「サプライズでないと意味ない」と述べた。

●[ニューヨーク 19日 ロイター] 財務省の中尾武彦財務官は19日、日本には為替市場に頻繁に介入する計画はないと述べる一方、投資家が円を逃避通貨として扱う理由はないと指摘した。

日本国内では、発言がバラバラ。

●インタラクティブ・ブローカーズ(コネティカット州)のシニア市場アナリスト、アンドリュー・ウィルキンソン氏は
「現状に対する懸念は根強く、日銀だけが為替介入で解決できることではない」と語った。

このコメントの方が正しいだろう。
何度も言うが、一日、500兆円以上のバーチャル・マネーが飛び交う世界に、
たかが、5兆円程度の(ただしこの金額は国民の血税!のリアル・マネーだ)
介入をしても、また2日位にしかもたないだろ。
焼け石に水の米国国債にまわされて、はいオシマイだ。

前回の76円台の円高と、今の76円台の円高とでは
物価や通貨価値、その他のデータを換算すれば、今の76円台は、
86円台に相当するとの記事を読んだ事がある。
いずれにしても、こんな状況で米国債が何故か買われていたり、
フィッチが、アメリカは、AAAだと言ったり、米国債利回りの急低下で、
米国がリセッションになるだとか、胡散臭い事ばかりだ。
旧ドルと、ブルーノートの入れ替えの為の、自作自演としか見えないな。
これで、QE3をやるだろうから、アメリカ海外債務産み倒し作戦は、来年あたりが、本番か?