碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

沢田 教一 のベトナム

2010-11-21 19:54:29 | Weblog
沢田 教一(さわだ きょういち、1936年2月22日 - 1970年10月28日)は、青森県出身のフォトジャーナリスト。ベトナム戦争を撮影した『安全への逃避』でハーグ第9回世界報道写真コンテスト大賞、アメリカ海外記者クラブ賞、ピューリッツァー賞受賞。5年後、カンボジア戦線を取材中に狙撃され、34歳で亡くなる。ロバート・キャパを尊敬していた。死後、ロバート・キャパ賞受賞。

沢田 教一と、一ノ瀬 泰造・・・
この二人が今でも日本の報道カメラマンのシンボルだろう。
ベトナム、カンボジアの戦争は、
今の、世界の紛争地の取材とは違い、
本当に身を投げ出して飛び込まないと
撮影出来なかったであろう。
今であれば、セバスチャン・サルガド、
ジェームズ・ナクトウェイの二人が浮かぶのみである。
そこに生きている生身の人間の悲惨。
それを撮影する葛藤と使命感。
どんなに優れた?報道写真であっても世界は変わらない。
それは、受け手の側の問題であろう。
いつになっても、人間の意識は変わらないのだ。