碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

「ブエナビスタ・ソシアル・クラブ」  キューバ

2010-11-15 20:53:41 | Weblog
「ブエナビスタ・ソシアル・クラブ」 1999年


ライ・クーダーがプロデュースした同名のアルバム
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』が制作の元となった。
このアルバムは大ヒットすると同時に、キューバ国外に
ほとんど知られていなかった、隠れた老ミュージシャンに
再びスポットライトを浴びさせた。
ライ・クーダーの友人であり、『パリ、テキサス』・
『ベルリン・天使の詩』で知られる
ヴィム・ヴェンダースが監督している。

それまで知られていなかったキューバの
老ミュージシャン、一人一人の来歴、演奏・収録シーン、
キューバの光景を織り交ぜた
ドキュメンタリー映画となっている。
ストーリー性はない。アムステルダム公演のシーンに始まり、
カーネギーホール公演のシーンで終わるが、
それ以外はほとんどキューバでの撮影・収録である。

一人の人間に、一つの人生、
それぞれに、それぞれの、こういう歳月の積み重ね、
生き方がある。