碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

NEDO、レアアース代替技術を開発・・・

2010-09-30 21:22:51 | Weblog
今日の伊勢は、一日中、冷たい雨でした。

先日書いた、レアアース問題に、もうニュースが出ています。

「独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は16日、レアアース(希土類)の一種で液晶テレビのガラス基板研磨材に使われるセリウムの代替技術と使用量低減技術を開発したと発表した。レアアースをめぐっては産出国の中国が輸出を規制するなど、安定調達が大きな課題となっている。

 開発したのはNEDOの「希少金属代替材料開発プロジェクト」に参画する立命館大学、アドマテックス(愛知県みよし市)、クリスタル光学(滋賀県大津市)、九重(ここのえ)電気(神奈川県伊勢原市)の研究グループ。

 代替技術は、新しい研磨パッドを開発することで実現した。ガラス研磨は、研磨パッドの多孔質ポリウレタン樹脂と、砥粒(とりゅう=除去作用を行う硬質な粒子)の酸化したセリウムを分散した液体を組み合わせて行われる。」

JAXAといい、日本の技術は、本当に底力があります。
この力に、政府は、充分な予算をつけていかないと、絶対にいけません。

昨日、中国が、突然レアアースの輸出を再開したのも、このニュースを知ったからかも知れません。 
いずれにしても、他人の褌を当てにしない事です。