碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

ゴキブリの脳から新たな抗生物質?・・・

2010-09-10 20:54:26 | Weblog
今日の伊勢は、晴れ、曇り。 強烈な紫外線が降ってました。

こんな記事が出ていました。

「ゴキブリの脳から新たな抗生物質?」

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)や病原性大腸菌など、ヒトにとって致死性のある細菌を死滅させる、天然の抗生物質をワモンゴキブリの中枢神経系が作り出すという研究が発表された。また、現在までに3種のバッタも、細菌を殺す同じ分子をその小さな脳の中に持つことがわかっている。

地球上の動物の80%を占める昆虫の世界には新しい抗生物質が豊富に存在している可能性があることを示唆するという。
ゴキブリとバッタの脳から見つかった9種類の抗菌性の分子を調べたところ、各分子が異なる種類の細菌を殺すよう特化していることがわかった。この“非常に賢い防御メカニズム”によって、昆虫たちは極めて非衛生的な環境でも生き延びることができるという。


ゴキブリは紀元前およそ3億2500万年前には、繁栄していたそうです。
イリノイ州南部の地下深くの石炭の地層の中からゴキブリを発見。
石炭紀は、おびただしいゴキブリがいたので「ゴキブリの時代」の異名があり、
石炭期のゴキブリは今の時代で動き回っているゴキブリとほとんど変わりは、ないそうです。

恐竜は約1億7500万年前、人類は、たった約2500万年前、ゴキちゃん、3億2500万年前!

人間の脳に、ゴキちゃんの抗生物質が入り、人間を生かす・・・なんとも痒くなる感じではあります。

ちなみに、きびしい状況で長生きできるのは、どの種のゴキブリでもやはり(?!)オスよりメスだそうです。ゴキブリも女性は強し・・・デス。