碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

メキシコ湾で有害マリンスノーの吹雪・・・

2010-09-28 21:09:33 | Weblog
今日の伊勢は曇り、晴れ。

日本ではニュースに出なくなった、メキシコ湾原油流出ですが、
現地の海では深刻な影響が報告されています。

「メキシコ湾原油流出事故の影響で、粘液状の有機物の塊が大量発生していたことがわかった。研究チームはこれを「海の鼻水」(sea snot)と名付け、引き続き調査を進めている。

メキシコ湾海域ではこれらの塊が吹雪のように海底に降り注いでいた可能性があるという。海底の微生物が一掃されて、この領域の食物連鎖の基盤が一時的に崩壊しているのではないかという懸念も出ている。

 4月20日の石油掘削基地ディープウォーター・ホライズン爆発事故から数週間後、研究チームが現場付近の海面を調査していると、直径数センチほどの比較的大きな粒子が発見された。

 事故発生から5カ月近く経った現在は、粘着性物質の大量発生は確認されていない。異常発生はいったん収まったようだが、長期的な影響が残る恐れはあるという。」

この他にも、海底に残る有毒原油も報告されています。
最終的に本来の海に戻れるかは疑問でしょう。

今回の尖閣諸島問題も、日中が手を握って天然ガスを掘らせないための、アメリカの工作だとも言われていますが、いずれにしても深い海底の掘削には、第二のメキシコ湾にならないような用意が必要でしょう。