さて、これから何を書いていこうか迷ったんですけど、せっかく時間もあることなので自分のことを書いてみようかなと思いました。
本当ならオレもネットでオンライン研究会とかを企画したほうがいいんだろうけど、オレはいまいち乗り気じゃないんですよね~。
ステイホームを楽しむコツとかも、すでにいろんな人が発信してるだろうからオレが書くこともないなあと思ったのでね。
今日から何回かに分けて、この研究会を始めたきっかけと3年間の歩みを含め、オレが平成21年に長野県内で就職したときから今日にいたるまでのことを囲碁を中心に書いてみたいと思います。
高校で囲碁を覚えて、大学で囲碁部に入り、就職で県内に戻ってきたところからスタートします。
<平成21年~23年 南信の戦い期>
県内で就職し、配属は駒ヶ根市になりました。
自分にとって南信地域は未開の地で、まったく土地勘もなく、知り合いもいない中での社会人生活が始まりました。
とりあえず趣味の囲碁は続けていこうと思い、地域の大会を探してみました。
しかし当時はネットでの情報もなく、囲碁関係の知り合いもいなかったので探すのは一苦労でしたね。
信州囲碁新報というすごく充実した情報誌はあるんですけど、まず最初にそれを手に入れるまでが難しいんですよね。
そんな中、大会の情報を知るためにオレが見つけた手段は碁ワールドの催し物案内でした。
そこに書いてあった連絡先におそるおそる電話をして、直近の大会であるアマ名人戦の南信大会について聞くことができました。
まあ、恐れる必要はないんですけどねw
でも大会のレベルや雰囲気とかもわからないし、1人で乗りこむのは不安なものですよね。
やっぱりこのときに、大会情報を紹介するホームページがあったら便利だなと思ったんですよ。
(さすがに自分が作ることになるとは思わなかったけどw)
南信大会の会場は2年ごとに駒ヶ根、伊那、岡谷、茅野、飯田の順番で持ち回りでやっています。この年はちょうど駒ヶ根だったので会場が近くてラッキーでした。
初めて大会に行ってみると、やはりおじさん世代が多かったのですが20人程の参加者がいました。
受付を済ませ、特に知り合いもいないのでぼけっとしていると 「兄さん、見ない顔だね」と、北村俊郎さんが親切に声をかけてくれました。
4月から駒ヶ根に引っ越してきたと伝え、地域の大会などの囲碁情報を教えてくれました。
この日を含めこの後、北村さんとは3年間で8回も当たることになります。
他にも強い人はいるけど、当たった回数でいえばせいぜい2~3回だと思うので北村さんとは毎回当たってたイメージがありますね。ちなみに成績は1勝7敗(1勝は定先で6目勝ち)なので、孔明と孟獲くらいの差があったとお察しくださいw
北村さんは実力もさることながら囲碁の普及活動に熱心で、子供教室や地域の囲碁大会の開催などに尽力され、後に棋院から普及功労賞を受賞しています。
平成21年の駒ヶ根勤務から3年程は自分も囲碁熱が高く、地域の大会等に積極的に参加していました。
途中から飯田にいたS木君とも連絡を取るようになり、たまに2人で大会に行くようになりましたね。
2人だと検討ができるから楽しいよね。
彼もね、こんなこと言うのもあれだけど、当時は弱かったですよね(;^ω^)
棋風は今と変わらず大好きなんだけどw
「相手が5線を押してきたので、ハネたい気持ちを耐え忍んでノビた」とか「もう相手のコゲイマジマリを殺すしか勝ち目がないです」とか、他では聞いたことのない検討だったのを覚えています(笑)
オレが囲碁の勉強方法の中で1番良いと思うのは、大会で真剣に打った碁の検討だと思います。
自分がなぜそう打ったかとか、あれこれ意見を言い合って盤面をつつくのは楽しいですよね。
それは棋力を問わず楽しいと思います。
勉強といえば詰碁とか読みの力をつけることが重要という意見が多いと思うんだけど、それって一人で黙々と筋トレするようなものだから、その努力を続けられなかったら意味がないというのがオレの実体験からの意見です。
要は実戦・検討・詰碁・棋譜並べ・本を読む等々、なんでも楽しいと思うこと、無理なく続くことをやるのが結局は上達にもつながるんじゃないかな~。
では今日はこのへんで。また明日!