信州松本囲碁同好会 よね研 活動日記

長野県松本市で活動する若者を中心とした囲碁の同好会です。
活動の様子などを発信していきます。

小さな生き物

2020年05月04日 | ブログ
早くも5連休の3日目が終わりましたね。暇だと言いながら、あっという間に過ぎていってしまいますね。
昨日の続きを書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。



<平成21~23年 南信の戦い期 その2>
大会にもいろいろありますが、一番力を入れたのはやはりアマ名人戦やアマ本因坊戦のような大会ですね。
地区大会→県大会→全国大会と繋がっている大きな大会で、年に6棋戦あります。

囲碁に限らずどういう競技でも、人口の多い北信か中信が強い傾向にあると思いますが、オレのイメージでは当時の南信も強かった記憶があります。
まずは県大会出場を目指して地区代表になれるよう頑張りました。

県大会に出場できる地区代表が、4人枠の大会と8人枠の大会があります。
地区大会はだいたい20数名の参加者がいて、スイス方式4回戦で行います。
そうすると4勝者が1~2人出て、次に3勝者の中から勝ち点の高い人を選出します。
4人枠だと、3勝してもスイス方式の点差で落とされちゃうんですよね。
スイス方式を否定する気はないけど、点差でハジかれるのはけっこう悲しいものですよね。
なので今自分は中信大会の運営をやっているけど、賞品を用意するときには4位まで用意するのではなく、3勝したけど点数でハジかれちゃった人の分まで用意するのが良いかなと思っています。

代表が8人枠なら、2勝者の中からも1人か2人くらいは代表に選ばれます。
これならけっこう余裕がある感じでした。(とか言いつつ落ちたこともあるけどw)

この3年間の自分の成績は、「3勝1敗」と「2勝2敗」が半々くらいの感じでしたね。
そして「4勝」と「1勝3敗」が1回ずつありましたね。
「0勝4敗」は無かったです。これからも無いといいなあ(笑)

結局この3年間では信州棋聖戦に2回、アマ選手権に1回(都合により県大会は辞退)の計3回、地区代表になりました。(いずれも8人枠)
しかし4人枠の県大会には出場できなかったですね。
4人枠で代表になるということは、その時点で「県ベスト16」に相当するんだからそれなりに大変ですよね。
この「4人枠の地区大会で代表になる」というのが、当時の自分にとって大きな目標になっていきました。
当面はその目標に向けてこつこつと大会に出て、ちょっとずつ顔と名前を売っていくことになります。
名前が知られると何かと有利なことが多いですからね。


こういった大会以外にも、支部が主催する「地域の大会」のようなものがあります。
駒ヶ根支部は活動が盛んでこういった大会も多かったので、オレとS君もよく参加させてもらいました。
2人で大会に出るときは必ずと言っていいほど朝飯は近くの牛丼屋に寄ってから行ってましたね。
オレは玉子とみそ汁は必須で、並盛かミニかで迷うんですけど、彼は常に大盛を頼んでいましたw
そんな彼が並盛を頼んだことがあったんですけど、それはすでに朝飯を食ってきたときでした。(なんだこのエピソード)
それに大会が終わった後、ソースかつ丼を食いに行くのも楽しみでしたね。


こういう地域の大会は、ほとんどがハンデ戦です。親睦がメインという感じですね。
ところでハンデ戦だと、最初に出るときって何段で出ていいかわからないですよね。
段位ってものは明確な基準があるというよりは、「そのコミュニティーの中でのランキング」と言ったほうがしっくりくるので、最初の申告が難しいですよね(;^ω^)
低く申請すると周りの人に悪いし、高く申請しちゃうと恥ずかしいし、といったところですよね。

オレの場合は高校の時に初段の認定状をもらう機会があったけど、その後の大学囲碁部では「段」ってものは使ってなかったし、「段は意味の無いものだよ」とちゃんと教わったので(笑)、卒業して地元に戻ってきて「きみは何段?」って聞かれてもなんて答えていいかわからなかったのをよく覚えています。
たぶん5段くらいだと思いますと答えて打ってみたけど、それでボロ負けしたら恥ずかしいので、そのときはすごい頑張って打った記憶がありますw
その後、北村さんに6段で打つのが良いと認定してもらい、だんだん南信の囲碁界にも馴染んでいくようになりました。


ちなみに大学囲碁界だと基本的にオール互先なんですよね。
仲間内では置き碁もやるけど、外で打つときはほぼ互先です。
どんな実力差があっても互先なので大変といえば大変ですが、勝てなきゃ勝てないでしょうがないし、そこを不満に思ったことはなかったですね。まあ、学生競技だからね。
実際、オレの学生棋戦の最初の試合って、早稲田・慶応・東大の主将を相手に3連戦してるんですよね。
当時の自分は初段くらいで、相手は学生タイトルクラス。
もう勝ち負けの問題ではなく、何分粘ったか?という戦いになるわけですよw
「目標は1時間だな」とか「途中で潰れずに、整地までいけばお前の勝ちだから」と励ましてくれた先輩もいましたw
ただし、どんなにボロ負けしても家に帰ってから棋譜は残しておいて、囲碁部で検討してもらっていました。検討することが一番勉強になったなと思っています。

今でもオレはどちらかといえば大会は互先推奨派なところがあると思うけど、そうなったのはこんな経過があるからです。
学生競技としては当然だよね。野球でもサッカーでも、チームの強さが違うから大会でハンデをつけるなんて聞いたことないし。
もちろんハンデ戦が成り立つことが囲碁の良さだっていう意見もわかるけどね。
段の基準が適正だったらハンデ戦も良いと思います。



それでは今回はこのへんで。また明日!


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あゆ)
2020-05-05 08:31:00
よねけんについてもいつか記載されるかしら
Unknown (よね)
2020-05-06 18:55:10
研究会を始めたのは29年なので、まだ先なんだよな(^^)/
というか、思ったよりいろいろ書くことがあってまとめるの大変だなあ。

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