泣いても泣ききれません。。。。
あれだけ手をかけて、足をかけて、膝をかけて、紙やすりで削って、
弦を2回も代えて、チューニングを施してきた私のBigThumbくんが
神に召されました。。。。。
何のことはない、いじり過ぎたんですけどね。。。。
トラスロッドをいじって、いじって、とうとう一線を越えてしまいました。
あと気持ち、トラスロッドを回すと最高になるような気がして、
グッと力を入れてしまったんです。。。。
次の瞬間、「ゴギ」という鈍い音がして、トラスロッドはクルクルと
空回りする状態になりました。。。。
ご昇天です。。。。
ああ。。。悲しい。。。。。。。
すごくいい音になっていたんですよ。。。
ほんと。。。
毎日、抱いて寝ていたんですよ。。。
このギターで一曲、レコーディングしようと思っていたんです。。。
それなのに、それなのに。。。。
ウ~~ッ。。。。
なお、BigThumbくんの葬儀は親族のみで執り行います。。。
ご香典は、どんどん受け付けます。。。。
トラスロッドの事だけど、良い勉強になりましたね。
私も、モーリスの12弦ギター(サイド、バックはハカランダ合板)のそりを直していて、ねじ切ってしまった事が有ります。
その感覚を忘れないで下さいね。
マーチンのトラスロッドを調整するには、六角レンンチの長さが、普通よりも長いものが必要です。
つまり、素人は触らないでとの、会社からの警告と思って下さい。
私も、ハードオフ(中古本だけでなく中古楽器も売っていた)が近くに有った頃、古いギターを沢山購入して、手を加えて、良く鳴るようにしていました。
楽しかったですねぇ。
残念ながら、今、手元に残っている中古アコギは、マーチンのD-1だけです。
他のものは、一部は知人に上げましたが、悲しい事に、一時的な怒りに燃えて、残り6本程は破壊しました。
その中の、1970年初期に作られたギター(鈴木楽器が作ったものと推定した)は、あれこれ手入れして、マーチンなみに鳴る様になっていましたが、破壊した時、トップ板(単版)は、車のフロントガラスみたいに、小さな四角の粒状に割れました。
結晶化していたのでしょうか、驚きましたね~。
ハードオフが移転してからは、古いギターに取り付かれる事も無くなりました。