■ラッコマンの喫茶室■

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安全、安心な大会って?

2021-05-24 | 日記
オイラは東京五輪に心そこ反対している訳ではない。

しかし「安全、安心な大会にする」としか言わない政府、JOCの態度は根本的に間違っていると思う。

国民の多くが何を不安がっているか、まったく見えていないのだろう。見ない振りをしているのかもしれないが。。。

海外から何万人来ようと事前、最中、事後の検査隔離チェックを無理やりすれば、それなりに関係者内の感染は抑えられるのかもしれない。

しかしだ。

アスリートの皆さんが頑張ってくれて大会会場に日の丸が上がった時に国民はどういう思いで、それに立ち会い、どういう行動を取るのか考えた事があるのだろうか。

当然、エキサイトするし、感動もするし、大声をあげるし、外に繰り出すし、皆が集うし、抱き合うし。。。
その瞬間に人々の頭の中からコロナが消える。

そして何処へか繰り出し、群れる人の数は全国で何万人レベルではないだろう。

日本のアスリートがメダルを取った時に、安全安心を考えて、国民の歓声を取り締まる法律でも作るつもりなのか。
それは本末転倒だ。

緊急事態という言葉遊びだけで、お願いを続けているだけの対応では、五輪を機会に益々感染者が増大し、亡くなる方も増えるだろう。
今の北海道は黄金週間に人流を止められなかった結果だ。
観光客が増えただけでこうなのだ。
それがコロナの怖さだ。

このまま無理やり五輪に突入すれば、飲食店は一層長い自粛にさらされるだろう。
学生、子どもたちは健全な日常を失うだろう。
誇るべき東京五輪をそう言う負の歴史として刻んではならない。
オイラはそれを一番心配しているのだ。
五輪を利用して国民のナショナリズムを煽り、コロナから一時期に目をそらさせ、政治的に有利に利用しようとしているなら、それは人間として最低だ。

国民は政治屋の連中が、内々で私利私欲に走り、また、いかがわしいことを企んでいるのではないかということを敏感に感じ取っている。
それが五輪反対の声になっていると知るべきだ。
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