■ラッコマンの喫茶室■

北海道からオリジナルフォーク、クルマの話題などを発信します。

東京と北海道じゃ全然違う。。。

2021-01-10 | 日記
緊急事態宣言が出され、夜の飲食制限などの対策が打ち出されている。
これは北海道札幌市のすすきの対策を真似た対策のようだ。
しかしだ。
これじゃ、おそらく効果はあるまい。
対策のベースとなる市民生活がまるで違うからだ。
札幌は大都市ではあるが、せいぜい200万人の都市。
東京とは規模が違う。
さらに飲み屋、歓楽街の分布。
札幌はすすきのが特出しているだけだが、東京はあちら、こちらにすすきのがあるみたいなものだろう。
もう1つ大事なこと。
それは住む人の年齢構成だ。
東京の平均年齢はほぼ42~43歳。
北海道は札幌でも46歳。北海道全体だと49歳まで高くなる。
無症状の若者を中心にコロナが広がっていることを考えあわせると、札幌では確かにすすきのを止めることで、それなりの効果があったのかも知れない。しかし、東京では若者の数が比較にならない。
地方から出てきた1人暮らしの若者も多いだろう。
当然、自粛要請を無視する者が多くなる。
その点、北海道の場合は若者の周りに家族なり、親戚なりといった高齢者が存在する。
それが少なからず若者のブレーキになっていると見るべきだろう。
北海道では札幌市以外はコロナ発生前から、すでにシャッター街が増えており、休業状態になっていたのも忘れてはならない。
だから一部の繁華街で自粛していただければ、それなりに飲食に出る人が減らせたのだ。
最後に今、北海道は連日マイナス10度の吹雪の世界だ。
気軽に飲みに出かけるような気象条件ではない。
今回の東京における飲食店の時間短縮対策は「さる真似」と言われても仕方あるまい。
本当に、このまま政府の専門家と言われる人たちに任せておいていいのだろうか?
コメント
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