■ラッコマンの喫茶室■

北海道からオリジナルフォーク、クルマの話題などを発信します。

ビンテージギター、なるほど。。。最後は力技か。。。

2013-08-17 | ラッコのつぶやき




金曜日の夜から、ずっとBigThumbをいじっている。。。

トラスロッド調整とサドル削りで、ある程度修正されたサムで
はあるが、触っていると、やはりちょっと納得がいかない所が
ある。。。。

何が原因かは分からないが、12フレット3ミリの問題では
ないようだ。。。。

ビッグ・サムのネックを、前から後ろから片目をつぶって観察
してみた。。。。

やはり僅かではあるが、ネックの順反りがあるようだ。。。。
しかし、これ以上トラスロッドを回すことはリスクが大きすぎる
ように思った。。。。

どうしよう。。。。。
ギターを抱いたまま、考え込んだ。。。。

チャラ~~~ン
神のお告げか、悪魔の囁きか、あるヒントが浮んだ。。。。

「そうさ。。。このギターは木なんだ。。。薪と同じさ。」
「折らない程度に膝で曲げてやったらいいんだ。。。」

少しづつ力をかけてネックを曲げてみる。。。
ストレッチと同じ要領。。。。。

一部分だけでなく、端から中央へコリをほぐすように
ゆっくりと揉んでいった。。。。


おお=====

こ、これは。。。。。。
ネックがまっすくになっている。。。。
弾きやすさもぜんぜんOK。。。。

けっこういい音じゃん。。
単板ギターにはない、70年代フォークの音がする。。(笑)
これって、案外、ビンテージと言ってもいいのかも。。。。。

そうか。。。。

ギターは木製だから、トラスロッドで物理的に修正しようと
しても限界があるんだね。。。。
30年も弦の張力に耐えてきたんだから、「ご苦労さん」と
やさしく揉みほぐしてやるのがいいようです。。。。
オイラの腰と同じか。。。。

まぁ、オイラは6000円で買ったギターだから、こんなことが
できた訳で皆さんにお薦めするものではありません。。。
ギターの揉みほぐしをされる方は自己責任でお願いしますね。。。

コメント
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