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Said the one winning

映画異様バカ大好き
風の吹くまま気の向くまま
ネタバレ覚悟!
愛しのZ級映画達よ♡

DOG×POLICE 純白の絆

2011-10-02 | た行の映画



キャスト 市原隼人、戸田恵梨香、時任三郎、村上淳、カンニング竹山、阿部進之介、矢島健一、堀部圭亮、小林且弥、本田博太郎、相島一之、きたろう、伊武雅刀
若葉竜也 松重 豊

ストーリー 強い捜査欲を持って警察官になったものの警備犬の訓練所である「警視庁警備部警備二課装備第四係」への配属を命じられた早川勇作(市原隼人)。ありえない人事異動に仕事への意欲を失う勇作であったが、ある日、遺伝子疾患を持ち生まれたがために、警備犬への道が閉ざされてしまった犬・シロと出会う。自分とシロを重ね合わせた勇作はシロを警備犬にするべく育成を決意するが――。



が・・・ 
┐(●x四x)┌ ダメダコリャ…    



強い正義感と捜査に情熱を燃やす早川勇作演じる市川隼人

検挙率を誇るが協調性に欠けた行動が問題視のヤツ
ある日下された辞令は警備部への配属
配属先は犬の訓練士"ハンドラー"と13頭の警備犬がいる、
警備犬の訓練所
 

相変わらず「
ルーキーズ」市原サン
つか 
無駄に熱血過ぎ

ありえない人事異動に仕事へのやる気は失せる早川

彼は偶然にも一匹の犬の命を救う
この犬は・・・
シェパードのアルビノ(劣性遺伝)のオス
 アルビノとして、この世に生を受けた犬、「シロ」

犬なんてまっぴらごめんっていう早川だった。
しかし自分の今の姿と「シロ」の今の姿に
重なるモノがあった
バディに犬のシロは選ばれたわけである

 


警備犬
人命救助や爆発物などの捜索の為に活躍するのだ

 
んで。若き女性警官・水野夏希 演じる戸田恵梨香

No.1ハンドラーの地位を確立、国際救援隊にも参加



巷では連続爆破事件が発生中。犯人検挙の出来ない警察




爆弾探査の警備出動



そして・・・






戸田恵梨香サン。ずーーーっと 眉間にシワシワ状態顔

シロちゃんっっっ 成長、早過ぎーーーーーーーーーー

エェェ(≧凹≦||||)ァリェナァィ!!エェェ(≧凹≦||||)ァリェナァィ!! 

 

 犬の鳴き声の半分ぐらいは、効果音だね

車が大爆発して 犬サン Uo・ェ・oU が飛んじゃう
何故だっっっっ
火傷もしてない・・・ そこに来て前足が骨折だけっっっ

っ・Å・)っォィォィそりゃナイだろ。。。 っ・Å・)っォィォィそりゃナイだろ。。。
 
炎のCGの凄さ 見せたかっただけ???


いや。それよか あんだけすげぇ爆破なんだぞ
なんなんだよアレはっっ

エェェ(≧凹≦||||)ァリェナァィ!!エェェ(≧凹≦||||)ァリェナァィ!!

だいたい 鉄骨撤去 アレ何????
テコの原理っつって女だぞ 
あの展開 げろーーーん 
やれやれ ┐(@ఠдఠ◎)┌
それ以前に、地下鉄で火災が発生したら・・・

エェェ(≧凹≦||||)ァリェナァィ!!エェェ(≧凹≦||||)ァリェナァィ!!

最後のあのシーンはいらないっっっっ



 そして。最も 私が大きな声で言いたいのは



 
スイスホワイトシェパードって

血統の犬だしっっ


アルビノじゃなぃっっ
 

いい加減な事を言うなー



警備犬に対して

 ハンドラーに対して 

とても失礼だよ






  
ヽ(  ̄д ̄;)ノ オテアゲ ただで良かった・ヽ(  ̄д ̄;)ノ オテアゲ 
 






探偵はBARにいる

2011-09-14 | た行の映画

『アフタースクール』の大泉洋と『悪夢探偵』シリーズの松田龍平が演じる探偵が、札幌を舞台に危険に巻き込まれるスリリングな犯罪ミステリー。東直 己の小説「バーにかかってきた電話」を基に、テレビドラマ「相棒」シリーズの橋本一がメガホンを取る。さらには、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの小雪や『釣りバカ日誌』シリーズの西田敏行が共演。大泉と松田コンビの独特の存在感に引き込まれる。

ストーリー行きつけの札幌・ススキノのバーにいた探偵(大泉洋)と相棒の高田(松田龍平)は、コンドウキョウコという女からの依頼の電話を受けて早速行動を開始。しかし、何者かに連れ去られ、雪に埋められてしまうという事態に。報復しよう と立ち上がった2人の前に、謎の美女・沙織(小雪)と実業家・霧島(西田敏行)という人物、そして四つの殺人事件が浮かび上がり……。

私立探偵 ・・・私は 一度はやってみたい職業だった
がはははははははははははははははは
だってーーーーー
ディック・フランシスに~ ネロ・ウルフだもーん
シャーロック・ホームズだしっ。ポワロだしっ
ドルリー・レーンだしっ。ピーターウィムジィだしっ。
金田一耕助だしっ。明智くんっっっ!!!!濱マイク
だもんね~

ナポレオン・ソロだってそうだしっ火村英生だしさ~ 

定番といえば定番の
ウィスキー、バー、ジャズ、美女
酒と女とハードボイルド 常時キケンは傍にあるってなもんである





さて・・・こちら

ウワサの 探偵と助手 
(〃゜ー゜)ヨロシクネo 


探偵と助手を演じるのは・・・

大泉洋(探偵)
松田龍平(運転手)

アジア最大の歓楽街ススキノ。
この街で探偵稼業をやっている男(大泉洋)
いつものように相棒、高田(松田龍平)と行きつけのバーで酒を飲んでいた

一本の電話がかかる。
コンドウキョウコと名乗る女だ。
依頼は・・・
ミナミという弁護士に会って、去年の2月25日にカトウはどこにいたかを聞いて欲しい
前金の10万をもう振り込んだ
 怪しいっちゅーに


(≧凹≦||||)ァリェナァィ!!


引き受けてしまう探偵。
引き受けた・・・その結果は・・・

雪原に生き埋めにされる。




(⊙凹⊙;||)ナンデヤネン(⊙凹⊙;||)ナンデヤネン…



なんとか自力で這い上がった探偵
復讐を誓い、近辺を洗い始める。
そうして探偵と高田はススキノの暗部に触れることになる。


探偵が途中知り合う高級クラブの美人ママ沙織
ススキノでは有名な実業家、霧島(西田敏行)の未亡人 
良い人なんだか、したたか女かの曖昧さ

探偵の協力に・・・
田口トモロヲマギー松重豊など
こちらのお方達ったら もーぴったりである

探偵を拉致して死の一歩手前まで追い込む悪党
演じる高嶋政伸氏 

 がははははははははははははははは
配役がイイ

探偵役の大泉洋氏。これはアタリだ
氏の演じられる世界は「一応」
ハードボイルドなノリだ
が・・・

亡き松田優作氏の演じた工藤俊作といえば
「探偵物語」

意外とこの御2人で作ったらアタルのではなかろうか
いや・・・マジ 続編期待しちゃうよ



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ツリーオブライフ

2011-08-14 | た行の映画

監督・脚本:テレンス・マリック
出演:ブラッド・ピット/ショーン・ペン/ジェシカ・チャスティン/カリ・マチェット/ジョアンナ・ゴーイング/キンバリー・ウェイレン/ジャクソン・ハースト/フィオナ・ショウ/クリスタル・マンテコン

 

 『シ ン・レッド・ライン』テレンス・マリック監督が、ブラッド・ピットとショーン・ペンというハリウッドの2大スターを迎えた壮大な家族物語。1950年代の テキサスを舞台に、ある一家の40年にわたる日々を描きながら、人生の根源的な意味を問い掛ける。本作で製作も務めるブラッド・ピットが厳格な父親を熱演 し、その成人した息子をショーン・ペンが好演する。何げない日常の風景を鮮烈に映し出すマリック監督の映像美に酔う。

ストーリー:1950年代、オブライエン夫妻は3人の息子にも恵まれ、テキサスの小さな 町で満ち足りた生活を送っていた。一家の大黒柱の父親(ブラッド・ピット)は西部男らしく子どもたちに厳しく接し、逆に母親(ジェシカ・チャステイン)が すべての愛情を彼らに注ぎ込んでいた。一見幸福そうに見える家族の中で、長男ジャックは孤独を感じ……。

実業家として成功した主人公(ペン)が人生の岐路に思い悩む
厳格な父(ブラッドピット)に反感を抱いていた少年時代を回想しては
過去から未来へ連綿と受け継がれていく“生命”の連鎖を見出す


Tree of Life 
聖書の言葉でいう「生命の樹」
エデンの園のど真ん中に
植えられた木 
生命の樹の実を食べると、神に等しき永遠の命を得る

ツリー・オブ・ナレッジだと・・・サタンの創造
ツリー・オブ・ライフだと ・・・神により創られた現実
ツリー・オブ・ライフ  庭に存在する
ツリー・オブ・ナレッジ は 善と悪なのだ


 クリックぽちってあったら
           ちょっと書く気になるよん

 

成功した 実業家の男は 
ジャック・オブライエンという ショーン・ペン演じる

  



テレンス・マリックの5年ぶりの新作。
38年間で今作を含め5作しか撮っていない監督
俳優からの信頼は熱く「ノーギャラでも出たい」という役者が後を絶たない
伝説の監督



 今作品は 
「パルム・ドール」を獲得した


舞台は1950年代のテキサス。アメリカが最もアメリカらしかった時代。

ジャックは
厳格な父 
     ブラッド・ピット 演じる

優しい母 ジェシカ・チャスティン 演じる 

二人の弟


音楽家を目指していたが挫折、製油会社に勤めている

その父は 厳格なのである
“成功するには力が必要”と教え込む
箸の上げ下げ、ドアの締め方
そして・・・
親に対する言葉使い
何 それは 厳しい躾というのである

息子を愛しているからこそ、自分の夢を託し
息子を支配しようとする父親。


兄弟の心の拠り所は愛情いっぱいに息子に接する母の胸

  母の存在は 救い
   どんなに危険であれ、怖くても 母は 絶対庇護の存在である

素直に 母へと甘える弟
距離を置いてしまう 兄の ジャック


11歳になったジャックは父の欺瞞に満ちた態度に反感を持つ

そう。反抗の時
父親を憎むようになる息子。

父を憎みつつも親の庇護下でしか生きられない息子のじれったさ
生物が繰り返してきたもの
であるのでないか

今、あの頃の父と同年代になったジャック(ショーン・ペン)
「あの時」 と 我が身の過去時を振り返る。
自分の幼い頃の思い出を振り返り、生命の営みに思いを馳せる




太古の昔から
宇宙、そして生命が繰り返してきた生命の営み
映像詩が表現する


厳格な父ではあるが

愛する妻が妊娠し、初めての子どもが生まれた日
感動で心をふるわせた彼だった

小さな命を愛し、育てて行こう

彼の決心は「家族とともに」生きる自分だった

少年のイノセントな感情  
家族との葛藤
「生命とは?」 
「大きな疑問」への問い
存在する全てのモノには 命がある
全ての事やモノに満たされていないと思う自分に
結局は言い訳をしてしまう
「どうして???」
満たされていないのではなく
単に それは 言い訳でしか無い
「誰かのせい」にして
その「誰か」は 父
過去と現在 2つの時間の間には
大きな空白が存在する
それらを繋いでいる因果関係は語られず
出来事だけが鮮明に描かれる
全て。未決定である
宙吊りの如く

生きていく「不安」の中に置かれる 

この宙吊りも不安

“生きる”こと、また“人生とは何か?”
いつの時代も答えが出し尽くされることがなかった普遍のテーマ


映像と音楽のシンクロに 琴線が触れる
瞳を奪う映像美、ビッグバンから恐竜時代、そして流星群

太古からの全てを巡る叙述詩が繰り広げられる。

 

我々が持つこの世における全てのアイデアと疑問
一挙に放出させる野心的な作品だ

この作品の背後に、どん!と感じていたのは 
何時も人を超えたナニカが存在していた

問い続ける

マクロとミクロの映像は並置
1つの「創造の意思」を示唆する
宇宙と人の成り立ち 関わり。
普遍とされ、今更・・・
では無いのである
普遍だから 不安定に 考えてしまう 悩むのである
根本的な問いかけ

西欧的な1つの神教の風土において
共感できるか できないか
どうやら それで評価は分かれるのではなかろうか



「世俗に生きるか神に委ねるか」



 


トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン

2011-07-29 | た行の映画



監督:マイケル・ベイ
出演:シャイア・ラブーフ、ジョシュ・デュアメル、ジョン・タートゥーロ、タイリース・ギブソン、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、パトリック・デンプシー、ケヴィン・ダン、ジュリー・ホワイト、ジョン・マルコヴィッチ、フランシス・マクドーマンド

1969年7月20日、アポロ11号が月面着陸に成功。全世界が興奮する中、乗組員が観た衝撃的な物。それは地球からは見えない月の裏側に隠されたトランスフォーマーたちの地球侵略の足がかりになる宇宙船が不時着していた跡だ。アメリカ政府とNASAはその事実を公にしなかった。そして現代のワシントンDC、社会人となったサム(シャイア・ラブーフ)の周りで、再び機械が凶悪なロボットに変身し、人間を襲うという事件が相次ぐ。さらに40年前の隠蔽していた事実を明かさなかったことで、このディセプティコンによる侵略の対応に遅れを取り、街は壊滅状態に陥る。サムは三度、オートポットの力を借り、ディセプティコンとの最後の戦いに挑む。

故郷の惑星サイバトロンが壊滅
地球にやって来た機械生命体の"トランスフォーマー"たち。

彼らは、地球人と共存し地球の平和を守ろうとする善のトランスフォーマー"オートボット"
悪のトランスフォーマー"ディセプティコン"に別れて対立
サイバトロン星の復興を目論む'センチネル・プライム'
"ディセプティコン"と結託し、地球を侵略・・・


ぐふふふふふふ。トラスフォーマーだもん
どどーんと行って頂かなくては


第3弾で完結編 って寂しいような・・・ 
日本の変形ロボット玩具が元のなった映画シリーズ「トランスフォーマー」


奥行きや飛び出し感も楽しまなくてはっっ

  御大ジェイムス・キャメロン氏から
あ~ねぇ ねぇ マ~イクぅぅぅ
 やっぱ時代は3Dだよねぇ3Dじゃなきゃ~ダメじゃーん

というプッシュがあったというコトで

マイケル・ベイ監督 学んで3Dになった トランスフォーマー 

しかも
アメリカ、シカゴにデトロイト
想像を絶する市街バトル
オートポッドとディセプティコンの目を見張るバトル
わくわくしちゃった

ワシントンでは、ガチでカー・チェイス
ケープ・カナベラルのスペースシャトルベースだぞ~

という ぐーはっはっは の わーっはっはという デラ盛り
 
米ソの宇宙開発合戦の裏にあった“真相”
独自の解釈

フェィクストーリーって わかってたって
面白っっっっいっっ

 サムはサムで
一応 それなりに「恋愛」
残念な ミーガンじゃないけど

しかーも 
2度も地球を救ったのに就職すら決まらない
ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ 



 
 
サムの新しい恋人カーリー
欠かさず チェックチェックの プロポーション
 
  演じたのは ロージー・ハンティントン=ホワイトリー

パーフェクトナイス バディのバランス

   

巨大な敵に立ち向かって・・・

(゜・゜* ホレボレ (゜・゜* ホレボレ (゜・゜* ホレボレ (//∇//)❤

 すげぇ かっちょエエエ~ ドキドキだよぉぉぉぉ

 前作で名前のみ登場「センチネル・プライム
                    

                         _(*゜ー゜)あてんしょんぷりぃ~ず♪
もっちろん (*^-゜)vィェィ♪ 登場


毎回のことながら、「あり得ないだろ!」
とか思うものの
別に ソレはソレで 突っ込みにならなくなる


つべこべ言わずに 
楽しむ



だって~
目の前でトランスフォームしまくり




( ̄一* ̄)キラン パトリック・デンプシー
( ̄一* ̄)キラン 
マルコヴィッチの副社長役


 アゲアゲの映画も 楽しい~~



 


デビル

2011-07-23 | た行の映画

監督:ジョン・エリック・ドゥードル
出演:クリス・メッシーナ、ローガン・マーシャル=グリーン、ジェフリー・エアンド、ボヤナ・ノヴァコヴィッチ、ジェニー・オハラ、ボキーム・ウッドバイン、ジェイコブ・バルガス

ナイト・シャマラン監督の数々のアイデア・・・

99年の「シックス・センス」以降、作品毎に期待を持たせちゃー失望 
かつ、失速テイストのぷんぷんするM・ナイト・シャマラン。
ここ3作は配給会社もコロコロ変わってしまうのは彼に対する信頼度か?!?!

「次こそは!」 いや 「次はきっと・・・でもさ」と思うというのも
注目されている証しなのだろうか?!

さて。こちら 
新作・・・と言い切れないとはいうものの

フィラデルフィアの高層ビル街で1人の男が墜落死。
状況から自殺と見られていた
市警殺人課のボーデン刑事は手に握られたロザリオから
「カソリック信者が自殺するとは思えない」と自殺説に疑問を抱く。
その頃、そのビルのエレベーターが突然停止する。
乗っているのは
セールスマン風の男性ビンス、老女ジェーン、警備員ビル、若い女性サラ、整備士トニーの5人。
エレベーター内の状況は警備室のモニターから見られるが声は聞こえない。パニックになる5人を警備員はマイクで落ち着かせる。ところが次の瞬間、一瞬照明が消え再点灯したとき、サラの背中が切られて出血。この密室の中に彼女を襲った犯人がいる。疑心暗鬼なる5人。ボーデン刑事は5人の身元を洗い始める。その時再び照明が落ち、鏡の割れる音と同時に明るくなると、その破片を首に突き立ててビンスが死んでいた。次に、修繕に向かった整備士ドワイトがワイヤーを掴み損ね転落死。次から次に死者が出る様子をモニターで見ていた警備員で敬虔なクリスチャンのラーソンは「悪魔の仕業」と決めつける。照明が消える瞬間に悪魔が映ったというのだ。ボーデン刑事は錯覚だと相手にしなかったが、ビル転落死の男が残した「悪魔の足音が聞こえる」というメモ書きや、5人の素性が明るみになると「悪魔」の存在を無視することが出来なくなる…。

 エレベーター内という狭い密室の中の連続殺人。
お互いが面識無し 「ぐーぜん 乗り合わせちゃったっす~」の5人


その中に犯人が必ずいるという状況。


「だるまさんがころんだ・・・」
では無い

ローガン・マーシャル 演じる グリーン


ボーデン刑事 演じる クリス・メッシーナ
  悪魔っていうか・・・ま~ そのテのものを信じている刑事


ま。サスペンスはスリルがある。
モニターの画像を効果的に使うなどの工夫で緊張感は持続する。
“犯人捜し”映画は一番それと似つかわしくない登場人物が犯人という設定が多い。

さて。一番の問題
“悪魔”を犯人にしたこと。
最後の最後で「犯人は悪魔でした」と来たよ
「騙された!」と思ったりしても、ソレはソレ




大体、最初の方で悪魔が犯人かい ヾ(-д-;)ぉぃぉぃってバレバレ。
しかも~ 全然 悪魔じゃない  
つーか ハンパ・・・

犯人は誰じゃーーーっっっっていう「捜しモノ」だよ

びみょーーに興味が薄れちゃったり。

自殺者がオフィスに残していた
「悪魔の足音が聞こえる」というメモ
う~~~~


ま~そのぉ・・・悪魔は誰にでも取り付けるんだよねぇ
彼らは悪魔によって選ばれ~~~だもん

だって!!!!決定だと思うよタイトル

  タイトル で 既に ネタバレ

ストレート過ぎるって思うんすけどねぇ・・・

監督のジョン・エリック・ドゥードル
スペイン産ホラー映画「REC/レック」のハリウッドリメイク
「REC:レック/ザ・クアランティン」

 
オープニングの映像 
高層ビル街を逆さに
天からビルが垂れ下がって・・・
VFXも何も使って無くて、
逆さに撮っただけ


うむむむ こりゃも~ 
原作者さえ選べば 
相当グレード高そうな作品が撮れる監督だよん


トスカーナの贋作

2011-02-25 | た行の映画


監督 アッバス・キアロスタミ
キャスト ジュリエット・ビノシュ ウィリアム・シメル 
    ジャン=クロード・カリエール、 アガット・ナタンソン、
   ジャンナ・ジャンケッティ アドリアン・モア
     アンドレア・ラウレンツィ、等等
イタリアの南トスカーナ地方で出会った男女が、夫婦に間違われたことから始まるラブストーリー。『桜桃の味』で第50回カンヌ国際映画祭パルムドー ルに輝いたアッバス・キアロスタミ監督が初めてイラン国外で撮影した本作は、本物の夫婦のふりをしているうちに互いの心情も変化していく一組のカップルの 恋物語を映し出す。妻を、本作で初のカンヌ映画祭女優賞を受賞したジュリエット・ビノシュが、夫をイギリスのオペラ界を代表するバリトン歌手のウィリア ム・シメルが好演。名匠ルカ・ビガッツィによるトスカーナの絶景も見ものだ。

ストーリー:イタリア、南トスカーナ地方の小さな村で講演を終えたばかりのイギリスの作 家(ウィリアム・シメル)が、ギャラリーを経営しているフランス人女性(ジュリエット・ビノシュ)と出会う。芸術に関して議論を交わした彼らは、カフェの 女主人に夫婦かと勘違いされたことをきっかけに、あたかも夫婦のコピーであるかのように振る舞い、あるときは仲良く、あるときは言い争いつつ、車で村を巡 り始める。


是非クリックぷりぃーず

やれ困った。実は私はジュリエット・ビノシュがno thanksであった
qママはというと「うーんキビシイかな~」と言いつつ
2人して、タダだしさっ。面白そうだしっ と連れ立って観に行った



 

思うに。アッバス監督以外には作れないんじゃないのかしら?!?!
主人公の男女2人とともにイタリアの典雅な光と影の中を彷徨う
彷徨う内に、何処とも知れぬ時空に導かれていくのだ

現実か非現実かで繰り広げられる大人の為の哲学?御伽噺???

イタリアの南トスカーナ地方にある町アレッツォより


「贋作」という著書を刊行したイギリスの作家ジェームズ・ミラー
演じる ウィリアム・シメル  講演中



会場にいた女 演じるジュリエット・ビノシュ

ぐずる息子をもてあまし、作家の著作の翻訳者にメモを渡し
その場を後にする。彼の関心を引いたメモ。彼は女の経営する骨董店へと現れる
女 作家をルチニャーノへドライブに誘い、美術館、広場、近隣散策をはじめる




ドライブ中の映像が面白い
トスカーナの街を 下から見上げてるみたいなのだ


とりとめの無い会話は続く 贋作について議論を交わす彼ら
カフェの女主人に夫婦と勘違いされたことをきっかけに、夫婦のように振る舞いだす。
そう。それは まるでゲームの合図のように




やりとりが実に興味深い。

モナリザだってジョコンド夫人という本物をキャンバスに写した贋作にすぎない
と男は言う
絵を見れなかったことを後悔したよ、とかなぜ言えないの?
と女は言う


彼女は作家に本のアイデアをどこから得たのか尋ねる。
彼は、シニョリーア広場である親子を眺めているうちに閃いたというようなことを答えるが、そのうちに彼女が泣き出し、「他人の話じゃないわ…」と言い出す。




あぁトスカーナ。
あぁ と気がつく。

ビノシュが連れて来た場所はその絵にある教会?!?!
本物だと思われていた贋作
男にとっては「何も目新しいことはない」絵


演技なのか本気の感情なのか
演技とも本心ともつかない緊張感を持ち始める


平行線
境界が危うくなるような錯覚

物語はタイムアップの教会の鐘とともに終わりを告げる

明るい時間 顔を洗う  鐘の音は8回・・・

エンドロールは 9回で
誘惑は・・・どうなったのか  それは 現実と虚構の狭間のヒミツだ


映画の画面の奥のそのまた奥
この2人の男女の背景には鏡ないしはガラスがある。
鏡かガラスの表面に、彼らやその他の人が必ず写りこんでいるのだ


17時に作家が駅から出発するまでの間一緒に過ごす
6時間そこそこの出来事の中




ま正面の映像もある。
それはまさしく「絵画じゃない絵画のような映像」

迷い迷わされ そして 不思議な「差」に一喜一憂
そこは  イタリア



場所はトスカーナだからイタリア語
女は イタリア語が解る なのに フランス人だぞ
男は フランス語は理解する なのに英国人だぞ


.:*゜..:。*゜:.。゜..:。*゜:.。*゜..:゜:.。*゜..゜..:。*゜..:。*゜
   レストラン 2人は言い争う
   女 フランス語。男 英語。
   そう。表面上は、理解・・・しているかの如し
   実は。パーフェクトに理解はし合っていない証拠だ 


太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男

2011-02-24 | た行の映画


監督:平山秀幸
出演:竹野内豊、ショーン・マッゴーワン、井上真央、山田孝之、中嶋朋子
    岡田義徳、板尾創路、阿部サダヲ、唐沢寿明

太平洋戦争の激戦地サイパン島で、たった47人の兵力で4万5,000人ものアメリカ軍を翻弄(ほんろう)し続け、アメリカ軍から恐れられた実在の 日本人、大場栄大尉の実話を映画化した戦争ドラマ。『学校の怪談』シリーズの平山秀幸監督がメガホンを取り、日本の歴史の教科書には載ることのなかった物 語を全編、タイのラヨーンとサイパン島にて撮影した。大場大尉役の竹野内豊をはじめ、唐沢寿明、井上真央、山田孝之ら豪華キャストの熱演も見逃せない。

ストーリー:1944年、太平洋戦争末期。サイパンに、アメリカ軍から“フォックス”と 呼ばれ、恐れられた一人の日本人、大場栄大尉(竹野内豊)がいた。大場は47人になりながらも仲間の兵士たちと共に16か月間敵に立ち向かい、多くの民間 人を守ってきた。やがて彼の誇り高き魂は日本人だけでなく、アメリカ人の心も動かしていく。




この作品についての私の文章力では
きちんと書ききれないと思い、全体からの感想にしよう
他に、素晴しい映画ブロガーさん達が
この「太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男」への記事を書いておられる為
そちらをお読みになられた方が良いのだ





実は・・・私はこの作品を観る前に既に原作を読んでいた
我幼馴染の素晴しきヤツらから貰ったのである
しかも・・・映画化します。とは知らずに読んでいたのである
 

こちらの原作のドン・ジョーンズ氏の著書
「タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日」





「硫黄島」のパート2という感覚で観ていた
サイパンで、たった47人で4万人を超えるアメリカ兵を翻弄したとされる実在の人物
大場栄大尉の物語。


元教師、陸軍歩兵第18連隊大尉 大場氏の口調は
演じた竹之内氏の如く、トーン・ダウンしていて朴訥という寡黙さがあったのだろうか
大場大尉はどのような「世界観」だったのだろうか
帝国陸軍軍人としての「誇り」と「信念」
この2つが彼を苦しめていたのだろうか
映画は、上の2つが彼を苦しめ、葛藤に陥らせたのか
「敵」や「味方」という言葉を取り去ったときに見える

戦いの最中二人の子どもとはぐれ、その生死もわからぬままに民間人捕虜収容所で過ごす、意志の強い父親を演じた 酒井俊也氏も素晴しい

中嶋朋子は、入植の地で、年老い病弱な母を看護する幸薄い、すこし呆けているような独身女性を演じた。

そして役者が、ボロを着、顔も何もかも汚れながらの真実を追い求めた

兵隊やくざ堀内今朝松一等兵を演じる唐沢寿明も素晴しい
氏の如し方が そこに「いた」事がよく解る
また、氏の演技で 気づいたこともあったのである

 



「命を守るために命を奪う」
戦争の孕んだ大きな矛盾。
改めて胸に突き刺さったのだ
そして ありきたりの言葉しか書けないのであるが
この過ちを二度と繰り返さないようにしなくてはと
スクリーンを通して訴えているようにさえ感じた

極限状態を生きていく

一般人を収容所へ送った後の追い詰められていく兵士達の様子は凄い


私は、歯医者をしていた亡き祖父や漢文・古文の大家の祖父
祖母達からの話で「戦争」の事実を聞いていた
戦中の上野~鶯谷界隈~深川のコトから 多々の話
戦争について知る機会もあったけれど、今は語ってくれる人も少なく
今後は、こういった映画などでしか知ることが出来なくなってくるのかしら





思うに この映画は
“ジャンル映画”の枠に収まらないと思う



戦争という避けてはならないコトの事実を正面から描いている




リアルな中に抑制の利いた展開は“命の尊さ”を訴えているようだった

映画のサウンドトラック・挿入歌として重要な役どころを担った『椰子の実』
その悲しく苦しい事は、大丈夫
こうやって、ちゃんと後世に繋がっているからね

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簡単に「いい映画でした。」
という事では書けなかったのである


かみさまへのてがみ
 義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって平和のうちに蒔かれます。
   って あなたは言ったけれど
   つらいことは のりこえられるのかしら

   おろかなわたしをゆるしてほしいよ 
               from  q

是非 


ティーンエイジパパラッチ

2011-02-09 | た行の映画

監督 エイドリアン・グレニアー

13歳のパパラッチ少年の生活と心の成長を通し、世界中で過熱するセレブ信仰とビジネスを見つめたリアリティームービー。人気ドラマ「アントラー ジュ★オレたちのハリウッド」の主演俳優エイドリアン・グレニアーが監督を務め、サンダンス映画祭などで好評を博している。マット・デイモン、エヴァ・ロ ンゴリア・パーカーら、豪華セレブたちも多数出演。セレブ信仰やビジネスに迫る内容はもちろん、一人の少年の成長ドラマとしても楽しめる。

ストーリー:映画にテレビドラマに活躍する一方、パパラッチたちに追い掛け回される日々 にうんざりしている人気俳優のエイドリアン・グレニアー。ある日、エイドリアンはパパラッチたちの中に13歳の少年オースティン・ヴィスケデイクがいるこ とに気付く。オースティンに興味を持ち始めたエイドリアンは、逆に彼を追い掛け始めるが……。

『パパラッチ』セレブを追う。プライベート写真を激写
雑誌、新聞へ売り生計を立てるカメラマン。
フランス映画「パパラッチ」コメディ映画が公開

コレは面白い作品だった

監督は自らセレブのエイドリアン・グレニアー。
「プラダを着た悪魔」でアン・ハサウェイの恋人役を演じた34歳の俳優。
主演TVドラマ「アント ラージュ★オレたちのハリウッド」出演後
パパラッチに追いかけられウンザリ
カメラを持った13 歳の少年を見つける。
単なる追っかけかなと思っていた
違う
撮った写真をお金に換えている一端のパパラッチだったことにびっくり。

エイドリアンは逆にその少年オースティンにカメラを向け
何故パパラッチになろうと思ったのか

何故セレブの写真が求められるのかを探ろうとした。


いやもーこのドキュメントは、面白い
アレック・ボールドウィン、ウーピー・ゴールドバーグ、
リンゼイ・ローハン、マット・デイモンと、素晴しい俳優達がインタビューにおきパパラッチを非難。

「プライベートはないのか!」
そりゃなんつったって あーた
プライヴェートも切り売りしてこそ「手中に入れし 有名税」
ないしは、スターたるものプライヴェートのお姿を、多少は、ちらりらりらり~~っっと
ちら見せしなくては、映画といいドラマといい「観客」は楽しめないではないか
等と、ヨコシマな事を思いつつ
あぁ。やっぱり、セレブが、どーしたドラッグどーした事故ったどーしてパパちゃん何だ
恋人、愛人、あっちゃこっちゃの使いまわしか!!!!って騒がれてるのも

有名だから上に行かれるのはパパラッチのおかげ

なんて~思ったりして・・・

さて。何時も面白い記事をupしている

ブロガーmigさん
「我想一個人映画美的女人blog」にて

ハリウッドゴシップセレブのコーナーがある
いや~コレまた、雑誌のスター記事よりも大変 楽しい
そして、かくいう私は migさんのブログのファンで この記事がまたまた楽しいのである
そちらは、migさんブログをご覧になられれば
うっしっしーぐっひひひひ~がはははははは間違いなし






タレント事務所側はある程度パパラッチを容認
露出してなんぼの業界のためにパパラッチを利用。
持ちつ持たれつの世界だ。
撮られるセレブ達とちゃ、たまらんねぇ・・・
セレブVSパパラッチの図式は、途絶えるコトは無いし、逆に法律までも破るパパラッチ
必要以上に撮りまくるパパラッチ
ついに手を出してしまったセレブのほうが訴えられる
なんとま~理不尽なケースが多いコト。
嘆いたところでどうなりゃーしないとエイドリアン
パパラッチの立場に立てば彼らを理解できるだろう
と。何を思ったんだか、オースティンに弟子入り
かと思いきや逆にニセ情報を与えてやろう!
とパリス・ヒルトンとの“疑似デート"をパパラッチへ「サービス」して奮闘する。


いやも~何と弱冠13歳のクソガキ 少年オースティン


彼に密着したドキュメンタリー。元々写真好きなのが・・・

す・す・凄い!!!!!!!!!!
夜中の2時だ3時だっちゅーに大人に混づり何てコト無くセレブ家前にて張り込み
激写しまくってるコトにストップが入ったって

「It's my job!」
ちょっと待て!!!!! そなた。お歳は13歳とあらば「ご学業とはコレ如何に???」
はいはいはいはいはい。しっっっっっかり家庭教師をつけて頂きましては
一応、成績はBというコト


あーたコレが、某n●kだったら、すーんげぇツマンナイわよ

さてさて。やっぱりパリスは、的確におっしゃる
パパラッチのおかげで商売が成り立っている
ハリウッドの必要悪
とのコメントであった

やっぱり イイねぇ。

マット・デイモン
ナニヤラ、この方は敵意フルフルフルなのである




オースティン&パリスのデート
パパラッチ撮影続行中
中心にはオースティン
あらやだ 何だか 私までチェックされてるみたいだわ←感化されやすいヤツ??


思わぬ方向へ進んだオースティンにエイドリアン
映画の完成を一年遅らせたのである。
自分のせいで勘違いをしてしまったオースティンの一年後の姿
再びカメラに収めたいと思ったからだ。
1年、遅らせたとなれば、それなりにかかるブツもある
出資者からは早く公開しろ!!!!

しかしエイドリアンは出資者に資金を全額返し
権利を買い取ってしまった。


さすが セレブ!

そう。オースティン セレブ界へ なワケである

なんとま~コレが「将来はエイドリアンになりたいね」と来たもんだ
そして、パパラッチ業から足は遠のかず
どんどんハマっていく始末
ワルのスパイラルってのは、1歩だけ踏み外せばそのまま奈落行きの見本??


ここで感じたのが「13歳」というコトが世間での注目であるワケで
だからって、オースティンの、なんちゃらかんちゃらは興味も何も無い

1年後。エイドリアンはオースティンと会う
「大人」のオースティン
オースティンの「変化」
それはその目でご覧になっていただきたい


多々、色々な角度から、その世界の方達
キャメロン・ディアス、トム・クルー、ジョージ・クルーニー、ズ、ブルース・ウィリス
ハリウッドスター
登場するこの作品
なんと素敵な「映画」なのだ


パパラッチの女性は言う
私達の存在は迷惑でしょうけれど、セレブになったのは自分の意思。
自分の決断のはずよ。


最後に流れる
レディー・ガガの「パパラッチ」
いやも~ 面白い映画だったわ

もともよければ クリック 

冷たい熱帯魚

2011-01-31 | た行の映画


監督 園子温
出演 吹越満 でんでん、黒沢あすか、神楽坂恵、渡辺哲
上映時間約4時間の『愛のむきだし』などで話題となった鬼才、園子温監督による人間の狂気と愛を描いた作品。
実際の猟奇殺人事件に触発された園監督
猟奇殺人事件に巻き込まれることになる男性が味わう深い心の闇に迫る。
主演は、『掌の小説』など数々の邦画に出演しているベテランの吹越満。
共演者も 『嫌われ松子の一生』の黒沢あすか
『月と嘘と殺人』のでんでん
実力派ぞろい。第67回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門正式出品の問題作
震撼 (しんかん)させられる。  

ストーリー:熱帯魚店を営んでいる社本(吹越満)と妻の関係はすでに冷え切っており、家 庭は不協和音を奏でていた。ある日、彼は人当たりが良く面倒見のいい同業者の村田と知り合い、やがて親しく付き合うようになる。だが、実は村田こそが周り の人間の命を奪う連続殺人犯だと社本が気付いたときはすでに遅く、取り返しのつかない状況に陥っていた




妻・妙子  演じるは神楽坂恵サン
レトルト食品や出来合いの惣菜を、自分で料理したように皿に盛りつけている。
娘・美津子 演じる 梶原ひかりサン は彼氏からの電話をうけ、一家団欒の食事中にも関わらず家を飛び出す。
まっ。事なかれ主義の夫・社本信行はそんな娘に小言ひとつ言えない…。

 

街で小さな熱帯魚店を営む社本家はまさに積木の部屋。

そんな時一本の電話が入る。
美津子がスーパーで万引きをして呼び出された。
店側は美津子を警察に突き出すと言うが、そこを助けてくれたのが巨大熱帯魚店を経営する村田

帰り道、半ば強引に村田の店に誘われた社本家の3人。

自分の店と規模の違いに驚く信行に村田が提案をする。
どうです、美津子ちゃんをここで働か せては…?

この一言から信行の地獄は始まった…。

1993年に実際に起こった「埼玉・愛犬家連続殺人事件」にインスパイアされて生み出された
園子温監督の最新作



さてさて。どのように 狂気っぷりが出てくるのか
隣の女性は、妻 妙子 演じる 神楽坂恵サン


・・・信行が転がるように悲惨な目にあう


でんでんサマ 演じる表は善人、裏は猟奇殺人犯という“殺人モンスター”村田
とんでもないオヤジ村田

吹越サマ 演じる典型的な巻き込まれ被害者、社本信行

設定が巧み

村田と信行の器の大きさの差みたいなものが面白い

経営する熱帯魚店の規模もそうだが、豪放磊落な村田と負け犬のようにひっそりと暮らす信行、口の立つ村田とおどおどしている信行。そんな具合で信行は、村田の口車に乗せられ、インチキ商売に巻き込まれていく。
インチキだと分かっても・・・
ワルい事には惹かれるのが人間か。も???

しかーも
娘の美津子が村田の店に住み込みで働いて、言わば人質状態なので無理を言えない

いやも~裏切りっぷりっつったら素晴らしい!!!!!


娘 美津子 演じる 梶原ひかりサン

美津子にしても、後妻である妙子が好きになれなかった
家を出られて清々しているし

妙子にしても暴力を振るう美津子がいなくなってほっとしている。

村田の妻 愛子 演じる 黒沢あすかも、ヤバいぐらいイイ


愛子は仲間で顧問弁護士だった筒井演じる渡辺哲と、できちゃってて
筒井宅にて不倫しまくりーの
筒井ったら筒井で、村田は捨てるのは何時にしようかな~的で
社本を仲間へとズリ込ませようって

なんとっ まだある!!!!!

村田と妙子が実は寝ていた    のである

村田、そのコトを知った時
崩壊である

そしてついに信行は村田の殺人の片棒を担がされるのだ。

でんでんの怪演ぶりが凄まじくって らりほ~である
ひとたび信行が手のひらに乗っかったと思うと豹変
\(\◇ ̄ )ヘン~(  ̄▽/)ゝシン!!
58人殺したという素顔を曝して凄む。

あの独特な訛りもかえって迫力を感じる。
だいたい
信行の精一杯の良心も村田の「捕まれば死刑」という居直りの態度には
なんも意味を持たない。

殺した人間は風呂場で解体

アカペラ唄いつつ、山小屋で解体する
「牛刀!」「あいよ!」って

肉は細切れにして、川に流し魚のエサにする。
骨は何故か醤油をかけてドラム缶で灰になるまで燃やす。
「ボディが透明になっちまえばわかりゃしねえ」
このような遺体処理法は実際の事件を参考にしたらしいけど

いやも~このねじくれた展開と挑発的エロと残虐性と黒いユーモアが繰り広げられる

最後の最後 娘も狂うってのはイタダケナイ

予定調和で終わらないショッキングな終わり方を見逃すな



ギャル従業員

“純愛”と“凶暴性”と180度違うが、見方を変えれば紙一重

エロ・グロに、バッドエンディング
だというのに 私の目は 釘付け状態
瞬間のもの全て 見逃せない狂気だった

コールド・フイッシュ
 米国で「活気のない」「冷たい感じの人物」の言葉である

 


ダイヤモンド・ラッシュ

2011-01-04 | た行の映画

監督:マイケル・ラドフォード
出演:デミ・ムーア、マイケル・ケイン、ランベール・ウィルソン、ナサニエル・パーカー

ストーリー 1960年のロンドン。知的で美しいローラは世界的ダイヤモンド商社で働くキャリアウーマン。長年にわたる勤務とその実績にもかかわらず、自分より未熟な 男性社員のみが次々と自分を差し置き昇進していく職場に嫌気が差していた。一方、ホブズは同じ会社で働く清掃作業員。会社の重役の目に留まることのない存 在であったが、長年の経験から組織の内情に詳しい彼もまた、会社に恨みを持つ一人であった。会社の金庫には世界最大級のダイヤ“南アフリカの星”を含む時 価総額1億ポンド以上にのぼるダイヤモンドがある。ローラの苛立ちを察したホブズは、会社への復讐のため、世界史上、類を見ないダイヤ強奪計画の企みを彼 女に持ちかける。しかし、金庫は厳重な最新式の監視カメラシステムと何重もの暗証番号に守られていた…。

デミ・ムーア×マイケル・ケイン!! 意外と面白かったなぁ
実話ベースってのも、この2人の演技で良いのだ
クライム系サスペンスだと、ちと辛いけど
♪(*゜ー゜*)bぐっど
強奪計画実行はマイケル・ケイン
うっわっーーーードキドキ・・・するのはマイケル・ケインだから???



唯一の女性管理職のデミ
不祥事を押し付けられ、クビになる
定年間近の清掃員に、計画をもちかけられる

そんな二人が、手を組んでの強盗
デミが暗証番号を手に入れ、マイケル・ケインが金庫を開ける
え?うそっっっ?!?!だって?!?!?!
気づかない量のダイヤを盗むってなってたじゃないの?

さてさて。如何にして大量ダイヤは????
後に、内密に調べられて行く。
うわっっ!どきどきっとしたなぁ

そして ダイヤ強奪の本当の目的とは・・・

真相は・・・

こういう役って、マイケル・ケインだから良いのよねぇ
マイケル・ケインの演技の巧さ