水を遣りをしつつ、十数年前と思いますが先輩宅で根はルビー根、葉は牡丹芸のように白く上がっている高野幽玄
を見てなんときれいな風蘭かと思ったのを思い出し、その後先輩から譲り受けたものですが少し変わった葉姿の高野
幽玄として棚入れしたわが家の無地の高野幽玄を久々に撮影し、数年前からの変貌を見比べてみました。
2013年7月30日撮影
この当時、一枚だけでしたが葉縁に縞がありました。いろんな芸を見せてくれる品種ですがその他は
ご覧のような燕尾葉を交えた獅子芸か思うような葉姿で、いずれ芯止まりを起こし臨終のときを迎え
る(栽培中の約10年間、1本の子も付かなかったからです)のか思ったものです。そんな高野幽玄で
したが今は下の写真のようにごく普通の風蘭のような葉姿になってしまいました。
<2016年5月22日撮影>
以前の葉姿の時は本当に1本の子も出しませんでしたが何か憑りついたものが取れたように一気に
4本の子がつき少しびっくりです。
で、さらに喜ばしいことが・・・・・・・・・・・・・・と真ん中の子ですが・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・何やら縞模様のようなものが
まだまだ芽吹いたばかりのような小子ですから今後のことはわかりませんが一応の白縞が。
苦節十数年遅まきながらようやくわが家にも春が訪れたようです。後はこの縞が続いて
くれることを神様に。
変わってこちらは熊本産の青軸品種です。
本種は高野幽玄とは違い棚入れ時はごく普通の葉姿の青軸・青根種でしたが、経年栽培しているうちに
このような葉姿に。燕尾葉を交えるなど結構荒れ模様な品種に向かっているようです。また、途中から芽
吹いた散斑模様の派手な子は根おろしままならないにも関わらず結構大きく育っています。
棚入れ当時はごく普通の青軸・青根種でさほど目を引くものでもないと思っていましたが、こうなっては
これからの成長が楽しみで興味惹かれるところですね。
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