本種は作りやすいのかそれとも作り難いのか未だによくわからないところがある青軸・青根の
九州産です。「作りやすいのか難いのか?」ってただ自分が作下手なだけなんでしょうが特に
冬越しで傷めてしまう傾向が度々あり、棚入れ当初(非常に順調に生育)から3鉢(十数芽ほ
ど)に増やした株が全滅かと心配したときもありました。ここ何年かは割と安定して育てられ
ているんですがそれでも中々気を抜くことができない我が家の気まぐれやさんです。
2019/5/10撮影
大きさを比較するためにまたまた3.8号の鉢に植えた翠宝と並べ撮り(凛風は3.5号鉢)。
葉幅では大きく翠宝に遅れをとるものの全体の横幅ではそんなに見劣りしないかな。そこはやはり
九州産の所以でしょうか
後冴えである本種の芸がよく現れた子が一本。もしかするとこれが今の時点での我が家にある
本種の最上柄かも知れません。以前はこれぞ凛風というくらいの最上芸の株があったんですが
残念ながら冬越しに失敗し、春先回復せず枯らしてしまいました。
後冴えで葉を重ねる(下葉に向かう)ごとに柄が明るくなり最後は黄縞で完成となります。
後冴えといっても全くの青無地ではなく縞の部分の紺が色濃いために、その縞斑が最終黄色に冴える
までの後冴えという感じでしょうか。
青根もきれいです。
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