気になっていた物を含め花物をいくつか並べて見ます。ただ、撮影ベタのため発色をうまく表現しきれず、全部に置いて色が薄めになっ
てしまっています。
2024年7月7日 午後撮影
<紅天狗>・・・実際はもう少し紅が濃いです。 <紅三彩>・・・これは実際の色に近いかな。
<紅鈴>・・・本種ももう少し色濃いです。 <羅紗梵天>開花3日前
<羅紗梵天>開花直後
直後直後はやや色味はあるものの数日後の花はほぼ白色。いわゆる三日緑ということかな。
残念ながら緑花というにはあまりにも白色化が早く、結論的には白花ということに。青軸・葉変わり・緑花と聞いていたので非常に残念
ですが、見た目の捉え方や感じ方は人それぞれ。仕方ないですね。その他では黄花の札が付いていた数鉢がありましたがすべて白花。
天然種で黄花といえる種は皆無かと思っていたのでこちらはやっぱりね!といったところです。
①<有田川町金屋区の緑花 大型・葉幅は並>
右は翡翠です。画像とは違い実際はもう少し色濃いです。発色度だとやはり翡翠が天下一品ですね。後先逆になりましたが左下は地元
金屋区の緑花になります。翡翠に比べると見劣りするのはやむを得ませんが色付きは中々のもの。更に特徴というか下弁2枚がツートン
になります。
③<有田川町金屋区の緑花 中型・細葉>
本種も実際はもう少し色濃いのですが翡翠には全く及ぶものではないですね。ただ、先の羅紗梵天のような三日緑ではないので一応は
りっぱな緑花といえます。
<①・②・③>の比較
立葉性の翡翠。 細葉が直刀気味ですが姫葉・中型の金屋産
紺性の強い葉が大きく弧を描く金屋産の大型緑花種
①の大型種は数本立ちも含め3鉢は譲り出したことがあります。③の細葉種は未だ一本たりとも世間には出していません。花物は
決して人気が高いとはいえませんし発色の程度も翡翠クラスには到底及ぶところではありませんが、③に関して今のところは希少性
の髙い種ではあります。しかしながらですが、花物だけは開花を確認してから求めるのが一番ですね。といいながらも初花には気を
付けないと一回限りの変わり花だったということが2回ありました。少なくとも2・3回は続けて同じ花色・花型であることを確認する
べきなんだろうなと思います。