風蘭よれよれ栽培日記

風蘭・富貴蘭の成長記録

有田川町楠本区山採り

2023-08-13 09:00:00 | その他葉芸

まだまだ暑さ厳しいなか、暦では立秋を迎え季節は秋。この頃に本芸を発揮する霊峰ほどではありませんが、この楠本産も

立ちの芯辺りにやや透明感を感じられるようになっています。

2023年8月10日 撮影

 

 

成長期に入ると虎斑模様の斑が青勝ちに向かわないかと気がかりだった唯一斑入りの二芽ですが、

左の2023年5月31日撮影の画像と今月10日撮影の右画像を見比べてみたところ、ややくすんだ気もしないではないですがあまり変わり

なく、とりあえずはほっとしました。後は継続していくか!次の関心はそこですね

  

成長期に入りたての頃は赤根といった方が適当な根色でしたが、この時期はルビー根といえるかも。                           

 

 

下2枚の画像の立ちの芯(付け根)あたりに白っぽい透け感が。これが例年この時期に見られる本種唯一の主張。それを思うと

先の2芽には、その時(1シーズン)に何かが影響し、たまたまの好結果を残してくれたのかな。

  

こちらの根色もまずまずですね。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

綾の白神授

2023-08-11 09:00:00 | 縞 物

前回の撮影からおおかた2ヶ月。棚入れ時はやや葉の紺性が薄いように感じていました。今も以前枯らしてしまったものに比べる

とまだ少し深みが足りないようですがそれでも日を追うごとに紺の深まりを感じとれ、暮れの休眠期までには思い通りの色に辿り

着きそうです。

同じスマホで撮影してますが、撮影の時期や時間また日照具合が全く同じ条件ではないので完全な対比は無理ですが、棚入れ時

に比べるとハッキリと葉の紺性の深みが増したと思います。

 

2023年8月3日 撮影                      2023年6月8日 撮影

 

2023年8月3日 撮影                      2023年6月8日 撮影

 

2023年8月3日 撮影                      2023年6月8日 撮影 

 

派手な部分は散り斑が入るので少々派手な葉でも枯れることなく持ちこたえそうです。2番子のこの葉が本当に純白で目を引きますね。

純白の縞は綺麗ですが日焼けし易くまたヤニがでたりします。本種はこの白さにありながら日焼けすることなく、また、ヤニや黒ずみ

も出ないので葉の紺性が増せば増すほどにそのコントラストが冴え、目立つほどに大きくもないのに存在感のある品種ですね。

 

                               あまり意味の無い画像ですが、試験的に直射下に置いている風蘭

                               達です。紺が飛んでしまっただけでなく日焼けで痛んだ葉も結構

                               あり、見た目決して綺麗なものではありませんが、日照が弱まる

                               秋口以降になると斑めいた日焼け跡に、何か変化をとの期待が。 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

垂崖(虎・ルビー根)

2023-08-09 09:00:00 | その他葉芸

先輩の古くからの知人で、和歌山(和歌山県で和歌山といえば和歌山市を意味します)でも有名な方が「垂崖の虎」として作っていた

品で、大事に作れと今回先輩から譲り受けて来ました。お名前も伺っているんですが個人情報にあたるので伏せておきます。本種は虎

斑といっても銘品の唐錦のような紺と斑の境目がハッキリとしたものではなく、天葉の辺りが紺性の強い本来種と比べややその色味が

違うのかなといったところですかね。

 

 

1本だけでしたが幸い根先を見ることができました。金牡丹のような

本命のルビー根とは行きませんがこれはこれで綺麗なルビー根かな?

ここからは掲載をためらった画像です。私自身、今も半信半疑でおそらく誰もが同じように半信半疑又は信じないだろうと

思います・・・・・が、(譲ってくれた方が付けていた)札には「垂崖の虎」とあります。

 

垂崖とは似ても似つかず、散り斑を除けば葉姿等から金広錦を連想するかな

 

泥軸に付けは完全に月形で、垂崖とは全く異なる付けですね。   下画像は上の親からの株分けです。懇願され、九州にも渡ったとか。

 

 

唯一似ているのが下画像。根の色です。

 

似ても似つかない兄弟株ですが譲ってくれたのは先輩がよく知る和歌山市でも有名な趣味者の方で、その方も先輩に大変世話になった

ことのお礼も兼ねて譲ってくれることになったと聞きました。そのときの譲り受け費用も聞きましたが到底私には手が出せないレベル。

で、その方面から推察すると、兄弟株というのもあながち、満更でもないかも・・・・・

  

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吟風の芽変り

2023-08-07 09:00:00 | その他葉芸

先日掲載の伊平屋の兄弟木同様、本種も品種名を聞かされなければ絶対といっていいくらい吟風をイメージすることはないだろうと

思います。

すでに数人の趣味者さんの手元に渡っているようですがインターネット上では見かけたことがありません。本種の評価はわかり兼ねます

が優秀な品種は一度高名な棚に入るとおいそれとは出回らなくなると聞くことも。で、自分はどうかと考えるとやはり希少種や優秀な品

は手元に置いて大事に育てたいと思いますよね。

 

2023年8月1日撮影

 

 

もしかすると立ちに白縞 気配だけ・・・かな?     こちらは墨縞 と思われる筋がほぼ均等に3本。

 

何に付けても以前から手元に置いてみたいと思っていた品種が棚に加わったのは思ってもみなかったサプライズで、風蘭栽培への気力衰えつつある我が身ですが

またしばらくは楽しみ多しと奮起できそうです

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沖縄 伊平屋の縞

2023-08-05 09:00:00 | 縞 物

沖縄本島の北西に位置する伊平屋島の風蘭からでた縞です。兄弟木(仮名「伊平屋鉄砂」)の画像も掲載していますが全く別物ではと

思えるくらいです。ただ、日強く作ると葉の表面を彩る細かな砂をちりばめたような色素模様はやはり同種なんだと実感するところかな。

 

2023年8月1日 撮影

  

私にとってはこれからの品でまだまだ未知ですが、手にしてまず連想したのが吟風でした。白縞・黄縞・紺縞・墨縞等々多様な変化を

見せる吟風ですが上柄の縞木になると墨が出にくいと聞きます。その辺りは本種も類似の特徴を持ち合わせているのかなと思われると

ころが。

 

最上柄の子には全く色素模様が見当たりません。しかし、その下の地味柄の子には模様がたっぷりと(傷み気味の葉を守るために

アントシア二ン色素が頑張っている・・・のかな)。

 

下2枚は親木の葉裏です。表より裏の方が色素が沈着しやすいようですね。

 

 

さて、ここからは兄弟株の画像をです。葉先の尖りやひねり狂った姿といい全く別物に見えますね。でも、兄弟です。

 

 

 

 

もう一鉢50%遮光下で作っている大株があるんで無地に限ってですが、直射下に起き分けるなど色んな環境下で作ってみるのも楽し

そうで、より面白みが増していいかも・・・ですね

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする