西日本も梅雨入りしたようで、風蘭も成長の絶頂期といったところですね。根も勢いを留めることなく伸びていますが
一方では6月下旬から7月初旬の開花に向け花芽も動き出しています。花もの品種や豆葉種などは例年花を咲かせて
楽しむようにしていますが、その他の縞や覆輪種などは花芽と確認できれば速効摘み取るようにしています。
この霧島ですが、わが家では子出しの悪さベスト3に入るほどで、棚入れ十数年は経つというのにその間枯らしてしまった
完全虎斑の第一子のほかは親木に今ついている縞虎斑の第2子および無地の第3子だけ。本当に小出しの悪い品種です。
ですから、今はほぼ無地となってしまった元最上柄の親木に細いものの縞が戻ったことや立ちにぼやっとながら虎芸めいた
兆しが見受けられるなど、本当に極わずかな兆候にも今後の期待として胸躍る思いです。
平成26年7月撮影
この年の越冬で枯らしてしまった虎斑芸の第一子です。
平成28年6月5日撮影
この程度の細縞でも次の展開に大いに期待。
大方の風蘭は伸び始めの立ちは明るく出てくるものと分かっていますが、本種は虎縞種なので極わずかな兆候(実物は
もう少し白くボヤットしています)にも「もしや」の期待が・・・・・・・・・・・
替わってこちらは花を楽しもうと花芽をそのままにしている豆葉の株立ちです。
高知県夜須町産の同じ品種を、左側は遮光50%下で栽培のものともう一方はほぼ直射下で栽培しているものです。
根づくりは風蘭の成長力を高めるうえでも重要なことかと思いますが、あまり根を張らすと今度は子の芽出しスペースが
阻害され芽出しが悪くなる。そうなると株と株の間に隙間が出来てしまい株の纏まりが乱れてくる。結果、観賞価値が下がる・・・・・
・・・・・・・・・・どうしたものか
こうして比べると、絶対とは言えませんが日強く栽培しているものは根を内に向けて(黒寿はそうでもない様子)伸ばし、日弱く
栽培しているものは日を求めて縦横無尽にところ構わず根を伸ばしているって感じですね。
無地の蒼風と紀州産の赤花種(一例です)で、今年はどちらも植え替えせずに放置。大株ということもありますが放置の結果として
より一層いきおいよく根を伸ばしている感じ。植え替えたものと比べるとその勢いの差は歴然・・・・・か・・・・・
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