建国殿縞

　全くと言っていいくらい展示会等に足を運ぶわけでもなく、はたまたご近所等の棚めぐりをすることもないという
「井の中の蛙」状態の私にとって、最近刊行された富貴蘭図鑑などこれらの書籍は非常に有難く、現物を見る機会
もないので綺麗に写された掲載写真など、まるで自分の所持品のような感覚で眺めています。ただ、書籍の場合
はその場限りのようなものでその後の情報がありません。ですから新鮮な情報を得るについてはありがたいことに
少しはパソコンをさわれるので皆さんのホームページやブログなどを拝見しさせていただき、自分なりの収集目標
や栽培方法の参考とさせていただいています。これまでいろんな方のブログを拝見してきましたが、そんな中でも
日課のように楽しんでいるのが「富貴蘭賛歌」さんのブログで、愛培されている品種の素晴らしさもさることながら
掲載記事で栽培技術、品種の特性などを解説され、各品種の由来などにも言及されているので、勝手ながらも私
にとって非常に貴重な情報源として活用させていただいています。

　これからの時期、手に取る機会が多くなるのが建国殿縞です。春先に比べ斑の冴えがよくなってくる
のでついつい手にしがちになります。





　上と下は同じ木の同じ葉の写真ですが、上は勿論今の画像で下は８月１６日の画像です。わずか半月あまりの間のこと
ですが、さらに斑が鮮明に浮かんできているのには我ながら少し驚きました。欲は言いませんのでこれからも斑が継続する
ように。