ブログの更新も本種を最後に今年もに。
本種は9月に棚入れしたばかりの新人なので、成長に関してはそう比較に値する点はないかと。ただ、棚変わりしたときによく見受けられる
葉長への影響ですが、今回は悪影響を及ぼすどころか逆により勢いよく葉を伸ばしてくれたようなので、この勢いをぜひ来シーズンに引き継い
でほしいものです。
平成24年9月2日撮影 平成24年11月18日撮影
平成24年9月2日撮影 平成24年11月18日撮影
本種は、先輩のもとで一度ほぼ暗んでしまったようですが、ある特別なミズゴケに変えて栽培を続けたところ、幸いこのように柄が
復活したものらしいです。で、そのミズゴケはというと今はもう手に入らないとか。本種は数も少なく、何にしてもこうして柄が復活した
貴重な品種ですので来季の栽培を楽しみに夢見たいと思います。
最後に、今シーズンも拙い私ごときのブログを根気よく閲覧くださった皆さんに感謝を申し上げつつ、来季の植替え終了まで冬眠
生活に入らせていただきます。それでは・・・・・・・・・。
子出しはそう悪い方ではなくそこそこに増えるんですが、如何せん中々上柄に恵まれにくく、又上柄であっても確率的な意見ですが
暗みやすい傾向にあるように思う凛風です。そのため我家でも結構株数は増えたものの今だに親のあとを継ぐような上柄に恵まれ
なく、これはという後継株を待ちわびていましたが、残念ながら来季に持ち越しとなってしまいました。
平成24年6月13日撮影 平成24年11月18日撮影
平成24年6月13日撮影 平成24年11月18日撮影
本種も葉繰りとしては、あまり良い成績ではなかったようです。施肥ばかりでなく活力剤も控えたのが良くなかったのかな。来季
はもう一度肥料や活力剤の使用方法を見直す必要があるかと思います。。
芸のよく出た木は、やや葉もちが悪くなるため葉重ねが今一の祥雲です。先日の祥風とは同時期に世に紹介された品種です。
平成24年6月21日撮影 平成24年11月19日撮影
平成24年6月21日撮影 平成24年11月19日撮影
葉繰り1.4枚といったところでしょうか成績は今一つです。その上、今秋に下葉2枚を落としてしまったので差引はマイナスに終わって
しまいました。ただ、新子が一芽付きましたのでマイナス分は帳消しかな。あとは親の芸を強く引継いているかですね。
親木を手放したため、手元に残ったのはこの一本となってしまいました。地味目最上柄を残しましたが一から仕切り直しです。
平成24年7月19日撮影 平成24年11月18日撮影
平成24年7月19日撮影 平成24年11月18日撮影
まあまあの葉繰り(1.7枚くらい)かと。葉幅も出ています。・・・・・・・しかし・・・・・・・・・・・・・・・施肥の影響があったのか今シーズンに繰り出した葉が
やや伸び悩んだようで、下葉に比べ短くなってしまいました。でも、これは施肥の加減よりも親からの株分けの影響が大きく作用したように考えます。また
株分けするには十分な根があったものの、真夏の暑さを乗り切るには不十分だったんでしょうね。
芯どまりかと思っていた高野幽玄ですが、何か葉先のようなものが出てきているのでまだ望みはつながっているような
感じです。はっきりしないので今のところどちらとも言い難いんですが、いまだに一本の子も採れていないため何とか望みをつな
いでもらいたいですね。
平成24年6月19日撮影 平成24年11月16日撮影
平成24年6月19日撮影 平成24年11月16日撮影
天葉の辺りが凝ってしまっていったい何枚の葉繰りがあったのか判別不可能状態困ったものです。と、今はそんなことを言っている場合じゃないですよね。
芯どまりを起こしている可能性大なのですが、先にも言ったように一縷の望みも。
風蘭というのは子孫を残すための生態が二通りあり、一つは開花により花粉を飛ばし繁殖する方法ともう一つは生体繁殖ですね。芯が止まってしまえば子孫
を残すための手段の一つとしてとして子をよく出すものですが、そのための発芽部分のほとんどが花芽で潰れているので一大事です。上の方にはそのスペース
まだ残っているんですがこれだけ葉がつまり萎縮していてはどれだけ期待できるのか厳しい状況ですね。果てさて、その結末は来シーズンに持ち越しかな。