風蘭よれよれ栽培日記

風蘭・富貴蘭の成長記録

宝生殿?

2015-05-11 19:23:19 | 余談

 平成12年か13年のどちらかですが、知人の勧めで富貴蘭を趣味とやり始めた初期の頃に、卑弥呼でも有名な
和歌山駅近くにある富貴蘭専門店さんで宝生殿として購入した品種ですが、あれから十数年の姿です。
 この他にも、同じ程度のものがあと数芽あります。

<平成27年5月6日撮影>




 最初、あまりにも柄が悪くその分特徴のひとつでもあるボヤ虎の浮き出た超地味柄を作っていたのですが、
あまりにも無地に近かったので最上柄を購入し直して作っていました。最初は無知ということもありさほど気にも
せず宝生殿として作っていたのですが、大きさ的にもいまだこの程度。宝生殿は中型とはいえもう少し大きく、また
葉姿も宝生殿とは違うように思います。斑色も若干違うかと。となればこれは何者となるわけですが、購入先が
まず信頼できるお店なのでやはり宝生殿としておくべきか迷うところです




 軸は薄い泥軸です。根は今は苔に隠れて分かりませんが、わりと赤っぽい色合いの根です。




 斑色は写真の色合いそのままと思っていただいていいくらいで、よく冴えれば立葉以外はクリーム色、冴えが悪ければ
紺地に萌木縞かというくらいの色合いです(下葉ではクリーム色になってきますが)。






 十数年作っているので木もこれ以上大きくなることはないでしょうし、斑柄なども現状で落ち着いているので今後も
誰が見ても宝生殿といえるような姿・形にはならないと思います。品種違いそれとも芽替わりあれこれ詮議する
よりも真実は闇の中の方が作るには面白いかな

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