先日先輩から電話が入いり、何かと思えば目の調子がいまいちなんで変わってキーボードのタイピングをしてほしいとのこと。
私もさほど得意ということはありませんが時間があったのでそうそう出向いてお手伝いとなりました。タイピングも終わろう
としたときこれを持って帰れと突然先輩が荒れた風蘭一鉢を差し出してくれ、これは去年譲った仮名「清少納言」と札付けし
た覆輪種の親木だといい、そういえばそのときも親を持って帰れと探してくれたのを思い出しました。そのときは十数分ほど
探しましたが結局見つけることが出来ずに本種だけを持ち帰ったものでした。それが今回棚整理中に見つかったので声をかけ
けてくれたようです。
2023年6月8日撮影 6月11日掲載
2024年5月19日 早朝撮影
絶対枯らすだろうと半ば決めつけていましたが一冬を超え、いまのところ枯れてあたりまえの稚葉が落ちたのみ。葉縁に縞が入った
子まで芽生え、今も元気に成長してくれているようです。
で、これが親木との再開を果たした記念画像です。
親木は紀州産で「竹林」と名付け作っていた花変わり種とのこと。勿論花は見たことがないので何れの機会となりますが変わり花が
咲けば子と伴に当面楽しめそうです。しかしこの親からよくこんな子がでたものと。山採り風蘭を作る醍醐味ですね。
棚入れ時は根を視認することが出来ず今になりましたが泥根とルビー根を交えるようです。ただ、子に頼らなければならないのではと
思うほどに派手な親。そのため泥根であっても伸びにくいと感じるぐらいなのにルビー根となると尚更ですね。
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