風蘭よれよれ栽培日記

風蘭・富貴蘭の成長記録

奄美産無名白縞

2011-05-04 09:28:09 | 縞 物

 この株も窓際で冬を越したので、奄美産とあいまって根が既に元気よく動いているので、早くに
記録して置こうと写真を撮りました。全部で3鉢ありますが、その内の二鉢です。
 右が親株で左側が3番子の株です。

 親株は最上柄を通り越してちょっと派手気味に進もうとしているようです。これは
余計なお世話というものですね。葉は最初黄色っぽく出て後にクリームいろになり、
最終的にはほぼ雪白となります。ただ、この雪白に冴えた葉が非常に葉持ち悪く、
以前は冬季に水を切った際、皺をひいて干からびたようになり、春に水をたっぷり与
えても回復せずにその後しばらくしてから落葉という過程を2度も繰り返してしまい
ました。その対策として、温室のようにはいきませんが家の中でも比較的暖かい居
間で冬越しと相成った訳です。結果、功を奏したのかその後は葉を落とすこともなく
順調に冬越しを繰返しています。(冬さえ越せば大丈夫です)・・……追伸、葉持ち
が悪かった分その見返りでもないでしょうが子がよく吹きました。

 

 結構濃い目の泥根が伸びています。他の品種でもそうですが相手は植物、花の発色も年に
より優劣があるように根についても一定している訳でもないので、青根は別として泥根につい
てはその定義は幅広いものですね。ただ、ルビー根については各々の見識でしょうが、少し
それっぽいものでも決めつけている感がしなくもないので、そこはあまり幅広く定義されるのは
困りものかと。

 写真は少しクリーム色がかって見えますが、一番下の葉は雪白です。ただ葉落ちしな
かったとはいっても多少の皺が残ったようで完全回復とはいきませんでした。寒さ・乾燥
に弱いという事からすれば、奄美の野生種選別品と聞いてはいますが、もしかすると実
生品の可能性もあるのかな・・・・・それと親の柄が派手になった分葉の長さがつまり
りつつあり、ちょっと全体のバランスが

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