中々良柄が継続しにくい品種の一つに入るかと思います。そのため画像にある後ろ二鉢は良柄を選別して株分けしたものですが、
結果はまずまずといえるかどうかの境界線上かと。
2024年5月26日 午後撮影
一番前の鉢に立っている薄手の札は販売用の鉢に使っているものなので、今も手元に残っていますがおそらく先輩の都合から
某オークションへの出品を残念したものだと思います。一見するとすべての株に縞が通っており、これはこれで手元に残って
良かったなと。
こちらは片柄気味で最上ともいえません。しかし葉1枚に複数の縞が通っていることを思えば良柄の系統かと。
下画像の株は片柄でもなくまた太縞も入るなど期待の株でした。しかし、新しい立ちを見る限り柄が抜けてしまったようです。
縞物は柄が暴れるとの格言どおりの品種ですね。でも気長に作っていれば無地からも結構縞が出てきます。白縞に付け変わりの2芸
品種でタイプ的にはそんなに類似品はないかと思う良種かと思っています。ただ、問題はその白縞の継続性で、その点では出入りの
激しい品種といえそうです。