タックシリーズ第1弾は、連作短編。
なかなかに凝ったつくりで楽しめました。
西澤さんの作品で、いっとう最初に読んだのは
「七回死んだ男」。これも設定からすごく凝っていて、
とても楽しめました。ミステリーでありながら、
“何か”を模索し続けている、というところに引かれます。
第1因の「解体迅速」から最終因の「解体順路」まで、
全9話、すべて切断されたお話。たいていはバラバラ死体
なのですが、中には微笑ましいモノもあったりします。
そのタイトルは「解体守護」。この“守護”という
言葉には、とてもたくさんの意味が込められていたり。
タックってばなんていい人なんでしょ。
とか思った次の瞬間には、すごく冷たい人になっていたり。
なかなか不思議な人物です(笑)。
なんせおやぢだし? えなりかずきだし?
(いや、私的にはそんなイメージではなかったんですけど)
これから先はよく分かりませんが、バラバラ死体という
テーマ以外、ストーリー的に深いテーマはなく、複雑でもなく、
とっかかりとしてはとても読みやすいと思います。
なかなかに凝ったつくりで楽しめました。
西澤さんの作品で、いっとう最初に読んだのは
「七回死んだ男」。これも設定からすごく凝っていて、
とても楽しめました。ミステリーでありながら、
“何か”を模索し続けている、というところに引かれます。
第1因の「解体迅速」から最終因の「解体順路」まで、
全9話、すべて切断されたお話。たいていはバラバラ死体
なのですが、中には微笑ましいモノもあったりします。
そのタイトルは「解体守護」。この“守護”という
言葉には、とてもたくさんの意味が込められていたり。
タックってばなんていい人なんでしょ。
とか思った次の瞬間には、すごく冷たい人になっていたり。
なかなか不思議な人物です(笑)。
なんせおやぢだし? えなりかずきだし?
(いや、私的にはそんなイメージではなかったんですけど)
これから先はよく分かりませんが、バラバラ死体という
テーマ以外、ストーリー的に深いテーマはなく、複雑でもなく、
とっかかりとしてはとても読みやすいと思います。
解体諸因(講談社文庫) | |
![]() | 西沢保彦〔著〕出版社 講談社発売日 1997.12価格 ¥ 730(¥ 695)ISBN 4062636735bk1で詳しく見る ![]() |