で、「氷菓」
の続編がこれ。
同じく古典部の面々が、文化祭を前にして、
とんでもない依頼を受けるところから始まります。
文化祭に2年F組はビデオ映画で参加しようとするが、
ミステリーとだけ決まった内容の映画は、未完のまま
作業が止まっていた。脚本を担当している生徒が
参加できなくなってしまったのだ。ストーリーは、
廃屋の密室で死体が発見されたところまで。
古典部の4人は、ひょんなことからストーリーの
続き=犯人を“推理”することになり…。
学園モノらしく、文化祭の準備に明け暮れる学校が舞台。
作者自身「ミステリーを遊ぼう」をテーマにした、
というだけあって、作中作を推理するという
ある種日常的なミステリー、お手軽でお遊び的な
ミステリーというような感じが一見します。
が。そこはやはり青春モノ。謎解きに隠された
“若者なりの理由”なんていうのがあったりします(笑)。
さらに、その真実には裏があり、またそれにも
ちゃんと裏があって…と、途中“ん?”と思うところも、
最終的にはきっちり明解にしてくれて、
案外読後はスッキリした気分になりますよ(^-^)。
近々続編が出るようです。
続けて読んでみようと思うほど、楽しめました。
「愚者のエンドロール」米澤穂信
の続編がこれ。
同じく古典部の面々が、文化祭を前にして、
とんでもない依頼を受けるところから始まります。
文化祭に2年F組はビデオ映画で参加しようとするが、
ミステリーとだけ決まった内容の映画は、未完のまま
作業が止まっていた。脚本を担当している生徒が
参加できなくなってしまったのだ。ストーリーは、
廃屋の密室で死体が発見されたところまで。
古典部の4人は、ひょんなことからストーリーの
続き=犯人を“推理”することになり…。
学園モノらしく、文化祭の準備に明け暮れる学校が舞台。
作者自身「ミステリーを遊ぼう」をテーマにした、
というだけあって、作中作を推理するという
ある種日常的なミステリー、お手軽でお遊び的な
ミステリーというような感じが一見します。
が。そこはやはり青春モノ。謎解きに隠された
“若者なりの理由”なんていうのがあったりします(笑)。
さらに、その真実には裏があり、またそれにも
ちゃんと裏があって…と、途中“ん?”と思うところも、
最終的にはきっちり明解にしてくれて、
案外読後はスッキリした気分になりますよ(^-^)。
近々続編が出るようです。
続けて読んでみようと思うほど、楽しめました。
「愚者のエンドロール」米澤穂信