劇団ぷにぷにパイレーツ座長日記

劇団ぷにぷにパイレーツ座長・石崎一気が、演劇、パントマイム、音楽等、舞台芸術の情報を、毎日発信!

厳し過ぎる

2014-11-30 07:30:25 | 演劇
昨日は、「新進新人女優新春逡巡ショー」のお稽古でした。
参加者は、塩沼さん1名!
4時間みっちり、「ブログの天使」というサスペンス作品を稽古しました。

塩沼さんのメンタル・タフネスは凄い!
あの密度の稽古を4時間耐え抜くとは、恐るべし!
最後の最後まで高い集中力を保って、稽古をやり抜きました。

さすがに稽古中盤には、塩沼さんに疲れが見えました。
しかし、そんなこともあろうかと、僕は予め用意しておいたのです。
絶品の豆大福を!
(もちろん、僕も頂きました)
それを食べたら、塩沼さんの脳に糖分が行き渡り、たちまち元気回復!
序盤と変わらぬテンションで、稽古に挑んでいました。

昨日一日で、塩沼さんは、かなり掴みましたね。
本人も「自分でも、変わったことを実感する」と語っていましたから!
特に、脚本の読み方や、演技のイメージの仕方を少し理解してくれたようです。
ここまで来ると、後は、案外早いものです。
急速に成長して、1月11日の本番では、面白いお芝居を見せてくれるのではないでしょうか?

稽古終了後、お茶を飲みながら、塩沼さんと少しお喋りしました。
その中で、僕の稽古が厳し過ぎないか、質問してみました。
すると、「一気さんは自分に厳しいから、他人の甘さを見逃すことができないのでは?」と言っていました。
うーん、否定できないかも…。
でも、厳しくなりすぎないように、今後は気をつけます。

第24回公演概要

2014-11-29 08:29:11 | 演劇
劇団ぷにぷにパイレーツの次回公演の概要が決まりました。
今回は、久々の新春公演です。
若い女優たちがパワフルに演じる縁起の良い公演です。
(演技が良いかどうかは分かりません)
上演時間1時間ちょっとと、コンパクトにまとめてあります。
お気軽に遊びにいらして下さい。
お酒を飲みながら、お楽しみ頂けます。
ただし、限定20席となっています。
お早めにご予約下さい。
皆様のご来場をお待ちしています。


●第24回公演「ぷにぷに!新進新人女優新春逡巡ショー」

・開演:2015年1月11日(日)15:30 (開場は開演の30分前)

・会場:Music&Shot BAR DUETTO(デュエット)
 〒103-0071東京都港区白金台3-19-5 OK白金台ビル7F
 (JR目黒駅より、白金台方向に徒歩5分。庭園美術館向かい側)

・料金:1500円(全席自由、ワン・ドリンク付き、限定20席)

・作・演出:石崎一気
・出演:関口知香、塩沼千雅、ほか
・上演作品:「線香花火」「世界の終わり」「ブログの天使」ほか
・上演時間:約70分を予定

劇団ぷにぷにパイレーツは、パントマイムのテクニックを駆使した一人芝居やコントを中心に上演しています。
今回は、新人を含めた若手女優を中心とした公演です。
過去にご好評頂いた戯曲の中から、厳選してお届けします。
若さと勢いにあふれた女優たちのフレッシュな演技にご期待下さい!

なお、本公演には、豪華ゲストをお迎えします。
プロの音楽家による素敵な音楽もお楽しみ頂けます。

終演後、会場のBARで打ち上げを行います。
お気軽にご参加下さい。

ご予約、お問い合わせは、劇団公式HPからお願いします。

温冷交互浴

2014-11-28 07:24:25 | 演劇
マイムの厳しい稽古!
ボクシングの激しい練習!
ストレスいっぱいのお仕事!
心身ともにクタクタに疲れることが多いですね。

そんな時には、温泉でリフレッシュが一番です。
しかし、本格的な温泉に行くのは、時間的にも交通費の面でも、なかなか難しい!
仕事帰りにちょっと立ち寄るなんてことは出来ないと思っていました。

しかし、最近、うちの近所に発見したんです。
天然温泉が出る銭湯が、ごくごく近所にあったんです。
自転車で数分で行けてしまいます。
その名も「たちばな温泉」です!

「たちばな温泉」は、とにかく広い!
浴場も、更衣室も、ロビーも、すべて銭湯とは思えない広さです。
そして、なんといっても、浴槽がでかい!
こんなにゆったり体が伸ばせる浴槽を持つ銭湯は、珍しいのではないでしょうか?

そこには、天然温泉の黒湯が満たされています。
川崎市中原区には、黒湯の銭湯は少なくありません。
しかし、大概のところは熱すぎて、とても入れないのです。
(殺菌のため、とんでもなく熱くしてあるそうです)
我慢して入ってみても、肩まで浸かることは不可能です。
骨にヒビが入るんじゃないかと思うぐらい熱いんです。

しかし、「たちばな温泉」は大丈夫!
実に適温です。
41~42度ぐらいです。
広々、ゆったり入浴出来ます!

その隣の浴槽は、加温していない天然温泉になっています。
大体、25度ぐらいでしょうか。
僕は、42度の暖かい温泉と、25度の冷たいお風呂に交互に入ります。
この入浴法は「温冷交互浴」と呼ばれています。
熱いお湯と冷たい水に交互に入ると、体に温冷刺激を与え、末梢血管が開き、筋肉痛を引き起こす疲労物質の乳酸などが体外に排泄されやすくなるのそうです。
疲労予防や、疲労回復効果があると言われています。
多くのプロスポーツ選手が、練習後や試合後に、この入浴法を行います。
ただ、心臓付近を水で刺激するのは危険です。
温冷交互浴は、心臓から遠い体の末端を中心に行った方が良いようです。
たとえば、膝下をお湯につけて3分、水につけて1分。
これを3~5回繰り返すのが基本なんですって。

温冷交互浴にぴったりの「たちばな温泉」を見つけたことで、僕の体調はすこぶる良好!
厳しい稽古を恐れることなくやることが出来ます。
しかも、銭湯ですから、入浴料は470円!
うーん、リーズナブル!

よし!今夜も「たちばな温泉」に行くとするか!

チラシ印刷

2014-11-27 08:24:20 | 演劇
第24回公演「新進新人女優新春逡巡ショー」のチラシを作成しました。
いつものようにハガキサイズで、郵送も簡単に出来るようにしてあります。
さすがに24回目の公演となると、慣れたものです。
デザインも簡単に出来るようになりました。
出演する2人の若手女優さんの写真をあしらっています。
ただ、印刷するのは大変です。
我が家のポンコツなプリンターは気分屋で困ります。
意外に時間がかかってしまいました。
ただ、限定20席の小さな公演ですから印刷屋さんにお願いするほどのことではありません。
とりあえず、50枚ほど印刷してみました。

制作担当者のいない劇団の座長は大変です。
何から何まで自分で決断し、実行しなくてはなりません。
でも、人に任せるのが嫌な性分ですから仕方ありませんね。

直し

2014-11-26 07:49:22 | 演劇
先日書いた女性向けの脚本に手を入れてみました。
直しを入れるのは、意外に大変なんですよ。
第一稿を書き終えるより、遥かに時間がかかります。
ほとんどの部分を変えていきますので、原型はまったく残りません。
あらすじが同じというぐらいで、全然別の作品になってしまいます。

まず、主人公の性格が変わりました。
この変化は、脚本上、大きいんです。
口調が変わりますし、選択する行動も変わります。
そいて、その主人公のバックグラウンドも変えなくてはならないのです。
それだけでも、全部書き直しに値します。

それから、「お客さんに、ここを面白いと思ってもらいたい」というポイントを変えました。
初稿より、さらに緊張感を高めてみました。
緩んだところを少なめにして、圧力の高い作品にしてみました。
演技がグッと難しくなりますが、それは上演する女優さんに頑張って頂きましょう。

そして、結末を、大幅に変更しました。
”どんでん返し”そのものは変えていませんが、上演終了後の後味が全然変わりました。
今回の結末の方が、サラッとしている代わりに、余韻が残るように思います。

今回、書き直して、作品の魅力がかなり上がりました。
しかし、まだまだ完成ではありません。
さらに何度も手を入れて、「もう直すところはない」と思えるまで粘っていくつもりです。