昨日、日本アートマイム協会の旗揚げ公演「INICJACJE(イニツィヤーツィエ)」に行ってきました。
凄かったですよ!
僕は、結構舞台を見に行く方ですが、こんなとてつもない公演は滅多にありません。
今年前半のナンバーワンだと断言いたします。
行ってみたら、あの大きなシアターXの客席は、ほぼ満員!
日本アートマイム協会への期待の高さを伺わせます。
開演時間には、あらかた席は埋まっていました。
第一部は、JIDAIさんによる公開マイムレッスンです。
このレッスンは、開場した時点から始まっています。
開演時間までの30分間はスケッチ可ということだったんです。
本当にスケッチをしている人が周りに沢山いて、僕は、驚きました。
第二部は、実際の作品の上演です。
これが、本当に素晴らしかった!
こんなに良いとは!
予想を遥かに上回っていました。
とても言葉に出来ないぐらいです。
前半は、JIDAI ORGANIC MIME COMPANY「j.o.m.c. 丹」によるアンサンブル作品です。
タイトルは、『雨の森で影をすくう』です。
僕は、毎週、この作品の稽古に立ちあい、一緒に稽古してきました。
(僕は、スケジュール等の都合で、今回は参加出来ませんでした)
完成に至るまでの過程をつぶさに見て、体感してきたのです。
それだけに思い入れが強いのかもしれません。
でも、そんな個人的感情を抜きにしても、最高としか言いようがありません。
4人の人間の動きだけで、こんなに物凄い世界が表現出来るんですね。
本当にカッコ良かったです!
約20分程の作品ですが、一瞬たりとも緩むところはなく、緊張感に満ち満ちています。
濃厚な夢を見ているような舞台です。
「j.o.m.c. 丹」の上演を見たら、「その辺の劇団は何をやっているんだ?」と思う筈です。
それぐらい充実した作品を見せてくれました。
改めて、拍手を送ります。
ブラボーーーーー!
そして、この公演のハイライトにあたる、JIDAIさんのソロ・マイムです。
『牛』と『痛み』の2作が上演されました。
これこそ筆舌に尽くしがたい圧倒的な演技でした。
あれだけの肉体コントロールが出来る人間が、この世にいるとは!
(皆さんには意味が分からないかもしれませんが)肉体が凄過ぎて肉体が消える!
動きが素晴らし過ぎて、動きが消える!
生命、情念、エネルギー…、そんな本来目に見えないものが可視化し、舞台上に姿を現したようにしか思えませんでした。
うーん!これが、アートマイムなんですね!
僕は、とんでもないものを練習しているんですね…。
心して臨まなければ…。
第三部は、アートマイムの源流にあたる、ステファン・ニジャウコフスキ先生の映像上映です。
これまた、圧倒的なもので、素晴らしかったですね。
マイムって、映像で見ると、イリュージョンが消えて、みすぼらしく見えるモノです。
でもステファン先生のレベルになると、映像の断片からも、その凄さが十分伝わってきます。
また、アートマイムが目指すことも、言葉ではっきり語られていました。
皆さんに、アートマイムの理解を深めて貰うには、最適な映像だったように思います。
トータルの感想としては、ズバリ、もっと実演が見たいですね!
やはり、舞台で演じられる作品が最高です。
今回の公演では、ソロもアンサンブルも、見足りないぞ!
もっと、アートマイムを見せろ!
そうだ、そうだ!
もっともっと、アートマイム作品を見せろ!
もっともっと、アートマイムの公演を増やせ!
世間には、アートマイムが足りないぞ!
全然足りないぞ!
そりゃあ、演劇もいい!
ダンスもいい!
様々なパフォーマンスもみんないい!
でも、アートマイムはもっといいぞ!
みんな、アートマイムを見るべきだ!
アートマイムをやるべきだ!
アートマイム、万歳!
ちょっと冷静になりましょう。
舞台には辛口の僕が手放しで絶賛するこの公演を、一人でも多くの方にご覧頂きたいと思っています。
今日、もう1回だけ、公演が行われます。
お時間のある方は…、いや、時間なんかなくても絶対に見に行くべきです。
特に、舞台に携わっている人は、見逃す手はありません。
当日券も出る筈です。
改めて、詳細をお知らせしておきますね。
▼日時:6月30日(日)15時開演(上演時間110分)
▼劇場: シアターX(カイ)
▼出演:JIDAI / j.o.m.c. 丹(寧呂 与儀真理子 芦田達也 松沢玲子)
▼観覧料:当日 3,500円 高校生以下 当日 3,000円(ご来場時に学生証をご提示下さい。)
凄かったですよ!
僕は、結構舞台を見に行く方ですが、こんなとてつもない公演は滅多にありません。
今年前半のナンバーワンだと断言いたします。
行ってみたら、あの大きなシアターXの客席は、ほぼ満員!
日本アートマイム協会への期待の高さを伺わせます。
開演時間には、あらかた席は埋まっていました。
第一部は、JIDAIさんによる公開マイムレッスンです。
このレッスンは、開場した時点から始まっています。
開演時間までの30分間はスケッチ可ということだったんです。
本当にスケッチをしている人が周りに沢山いて、僕は、驚きました。
第二部は、実際の作品の上演です。
これが、本当に素晴らしかった!
こんなに良いとは!
予想を遥かに上回っていました。
とても言葉に出来ないぐらいです。
前半は、JIDAI ORGANIC MIME COMPANY「j.o.m.c. 丹」によるアンサンブル作品です。
タイトルは、『雨の森で影をすくう』です。
僕は、毎週、この作品の稽古に立ちあい、一緒に稽古してきました。
(僕は、スケジュール等の都合で、今回は参加出来ませんでした)
完成に至るまでの過程をつぶさに見て、体感してきたのです。
それだけに思い入れが強いのかもしれません。
でも、そんな個人的感情を抜きにしても、最高としか言いようがありません。
4人の人間の動きだけで、こんなに物凄い世界が表現出来るんですね。
本当にカッコ良かったです!
約20分程の作品ですが、一瞬たりとも緩むところはなく、緊張感に満ち満ちています。
濃厚な夢を見ているような舞台です。
「j.o.m.c. 丹」の上演を見たら、「その辺の劇団は何をやっているんだ?」と思う筈です。
それぐらい充実した作品を見せてくれました。
改めて、拍手を送ります。
ブラボーーーーー!
そして、この公演のハイライトにあたる、JIDAIさんのソロ・マイムです。
『牛』と『痛み』の2作が上演されました。
これこそ筆舌に尽くしがたい圧倒的な演技でした。
あれだけの肉体コントロールが出来る人間が、この世にいるとは!
(皆さんには意味が分からないかもしれませんが)肉体が凄過ぎて肉体が消える!
動きが素晴らし過ぎて、動きが消える!
生命、情念、エネルギー…、そんな本来目に見えないものが可視化し、舞台上に姿を現したようにしか思えませんでした。
うーん!これが、アートマイムなんですね!
僕は、とんでもないものを練習しているんですね…。
心して臨まなければ…。
第三部は、アートマイムの源流にあたる、ステファン・ニジャウコフスキ先生の映像上映です。
これまた、圧倒的なもので、素晴らしかったですね。
マイムって、映像で見ると、イリュージョンが消えて、みすぼらしく見えるモノです。
でもステファン先生のレベルになると、映像の断片からも、その凄さが十分伝わってきます。
また、アートマイムが目指すことも、言葉ではっきり語られていました。
皆さんに、アートマイムの理解を深めて貰うには、最適な映像だったように思います。
トータルの感想としては、ズバリ、もっと実演が見たいですね!
やはり、舞台で演じられる作品が最高です。
今回の公演では、ソロもアンサンブルも、見足りないぞ!
もっと、アートマイムを見せろ!
そうだ、そうだ!
もっともっと、アートマイム作品を見せろ!
もっともっと、アートマイムの公演を増やせ!
世間には、アートマイムが足りないぞ!
全然足りないぞ!
そりゃあ、演劇もいい!
ダンスもいい!
様々なパフォーマンスもみんないい!
でも、アートマイムはもっといいぞ!
みんな、アートマイムを見るべきだ!
アートマイムをやるべきだ!
アートマイム、万歳!
ちょっと冷静になりましょう。
舞台には辛口の僕が手放しで絶賛するこの公演を、一人でも多くの方にご覧頂きたいと思っています。
今日、もう1回だけ、公演が行われます。
お時間のある方は…、いや、時間なんかなくても絶対に見に行くべきです。
特に、舞台に携わっている人は、見逃す手はありません。
当日券も出る筈です。
改めて、詳細をお知らせしておきますね。
▼日時:6月30日(日)15時開演(上演時間110分)
▼劇場: シアターX(カイ)
▼出演:JIDAI / j.o.m.c. 丹(寧呂 与儀真理子 芦田達也 松沢玲子)
▼観覧料:当日 3,500円 高校生以下 当日 3,000円(ご来場時に学生証をご提示下さい。)