劇団ぷにぷにパイレーツ座長日記

劇団ぷにぷにパイレーツ座長・石崎一気が、演劇、パントマイム、音楽等、舞台芸術の情報を、毎日発信!

大男

2016-11-30 07:45:44 | 演劇
昨夜、武蔵小杉駅前のロータリーで、二人の男性がチラシを配っていました。
近寄ってみると、どちらも天を突くような大男!
見たこともないほどの背の高さです。
チラシを受け取ってみて、僕は納得しました。
Bリーグの”川崎ブレイブサンダーズ”の週末の試合を告知するものでした。
所属選手が、自ら、通り掛かった人にチラシを配っていたんですね。
僕に渡してくれたのが、背番号11番の野本健吾選手!
プロフィールによれば、身長200センチ!体重99キロ!
道理で大きいわけです。
(ちなみに、チームには、身長210㎝のファジーカス選手がいます)
ささやかではありますが、選手と交流すると、応援したくなりますよね。
今週末は無理ですが、近いうちに、ブレイブサンダースの試合を観戦してみようと思いました。

Bリーグの主力選手ですら、寒空の下、最寄り駅前でチラシを配って観客動員に努めています。
”ぷにぷにパイレーツ”の劇団員たちは、何をやっておるのじゃ!

半分

2016-11-27 07:21:51 | 演劇
きのうは、久しぶりに、夕方までまとまった時間がありました。
そこで、新作の脚本の執筆に取り組みました。
書き始めたら、あっという間に、原稿用紙にして約50枚に到達!
そこでタイムアップとなりました。
しかし、これでストーリーのちょうど半分!
折り返し地点にすぎません。
この調子で書いていったら、一体、どれぐらいの文量になってしまうのでしょう?
自分でも、恐ろしくなってしまいます。
しかし、初稿なんて、そんなものです。
どうせ、何度も何度も改稿していくのです。
ちまちましたことを考えず、一度は気持ちよく書いておきましょう!

唯一のご褒美

2016-11-26 08:06:51 | 演劇
演劇をやっている人は、大きく2つに分けられるように思います。
芝居を楽しみたい人と、芝居を通して自分を高めたい人です。

僕が知る限り、圧倒的に前者の方が多いですね。
綺麗な衣装を着たり、別人格になったりすることで、幸せな気分になるんでしょう。
また、稽古を通して共演者と友達になって、毎日のように打ち上げに行きワイワイ盛り上がるんです。
確実に達成感を得られますから、演劇が楽しくて仕方ないことでしょう!
それはそれで、素晴らしいことです。

一方、ぷにぷにパイレーツは、その真逆な考え方です。
出演者たちは、稽古期間中、徹底的に自分を追い込んで、苦しんで苦しんで苦しみ抜きます。
自分のレベルアップと、作品の質の向上しか目指しません。
稽古後、みんな早く家に帰って復習したいので、飲みに行ったりすることはほとんどありません。
本番が終わっても、いかに自分が甘かったかを痛感し、反省しきりです。
楽しいと思う瞬間はほとんどないと言っても過言ではないでしょう。
「ひょっとしたら、今回の公演を通して少しだけ上手くなったかもしれない」と思うことが、唯一のご褒美です。

そんなわけで、ぷにぷにパイレーツに定着する役者は滅多にいません。
入れ代わり立ち代わり、いろんな人が去来していきます。
気合いの入った自分に厳しい人しか残れない劇団なんです。
ですから、まったく”ぷにぷに”していません…。