劇団ぷにぷにパイレーツ座長日記

劇団ぷにぷにパイレーツ座長・石崎一気が、演劇、パントマイム、音楽等、舞台芸術の情報を、毎日発信!

「ぷにぷに!肉の祭典」まで3週間

2016-07-31 07:37:23 | 演劇
8月21日(日)の「ぷにぷに!肉の祭典」まで3週間となりました。
さらに気合いを入れて、稽古を進めていかなくてはなりません。

きのうは、朝から、伊東かおりと僕で自主稽古を行いました。
初めて、うちの近くの施設の談話コーナーをお借りしました。
ロビーの一部をアコーディオンカーテンで仕切っただけのスペースです。
大きな声を出したり暴れたりする作品の稽古では使えません。
そこで、とっても静かな「トマト」の稽古に専念しました。

「トマト」は、約20分のラブストーリーです。
非常に繊細なタッチなので、細かい部分にこだわっていかなくてはなりません。
きのうは、5時間ほぼノンストップで、何度も何度も繰り返し練習しました。

演技というものは、正直です。
気が満ちて上手くいっているときには、伊東がとても可愛く見えます。
しかし、気が抜けたり迷いが生じたりすると、たちどころに魅力が失せていくのです。
作品全編に気が満ちるように、僕は、厳しくうるさく稽古を進めていきました。
時間がたつにつれて、伊東の集中力が上がっていき、作品の濃度も高まっていきました。
稽古をすればするほど、どんどん良くなっていくのです。
5時間なんてあっという間!
有意義かつ楽しい稽古をすることができました。
作品に魂が宿っていく過程を味わうのは、格別なものです。
演劇ならではの魅力だと思います。

しかし、まだまだ良くなるはずです。
時間を見つけて、もっともっと稽古を重ねていかなくてはなりません。
演劇の出来に上限はないのですから…。

子役の衣装

2016-07-30 07:17:46 | 演劇
我ながら、僕は、優しい座長だと思います。

「ぷにぷに!肉の祭典」に、中学2年生の松本くるみちゃんが出演します。
彼女には、低学年の小学生役を演じて貰います。
”ぷにぷにパイレーツ”では、舞台衣装の選択を本人に任せています。
しかし、母親の松本美由紀とともに、なかなか決められないで困っていたようなのです。
そこで僕は、仕事の合間をぬって、子役の衣装を探しにいってみました。
出来るだけお金をかけないためにUNIQLOに行きましたが、ピッタリのものがいくらでもあるではありませんか!
むしろ、どれにするか迷ってしまうほどでした。
ただ、写真をご覧頂ければお分かりになると思いますが、あまりに子どもっぽい!
こんなデザインですけど、れっきとした大人用のTシャツなんですよ!
一体、どんな人が、どんな目的で着るんでしょうね?
むしろ、不思議に思ってしまいました。
結局、くるみちゃんの為に、僕はスヌーピーのTシャツを購入しました。
身長が170センチもあるということなので、XLをチョイス!
キティちゃんに比べれば大人しいデザインなので、舞台衣装にはもってこいではないでしょうか?

しかし、本当は人の衣装を選んでいる場合ではありません。
早く自分の衣装を決めなくては!

食べたいなぁ…

2016-07-29 07:17:44 | 演劇
「ぷにぷに!肉の祭典」の2本目に、「トマト」という作品を上演します。
出演は、看板女優の伊東かおりと、私(石崎)です。

劇団員の関口知香は、この作品の稽古を見学するたびに、こんなことを言っています。
「”トマト”を見ると、いつもお腹がすくんです。美味しそうだなあって思って!」

「トマト」は、肉料理が人気となっているアメリカン・ダイナーが舞台となっています。
ご覧になった方が、「食べたいなぁ…」と思って頂ければ、大成功の作品です。
そうなるように、演技の方を頑張らなくてはいけませんね。

ああ!念のため!
「トマト」の主筋は、ラブ・ストーリーです!
あくまで、お肉は、小道具に過ぎないんですけど…。

シン・ゴジラ

2016-07-28 07:23:17 | 映画
僕は、滅多に日本映画を見ません。
しかし、これだけは見ておきたいと思う日本の作品が、あす・29日に公開されます。
海外作品を除けば、ゴジラ・シリーズ12年ぶりの新作となる「シン・ゴジラ」です。

「エヴァンゲリオン」の庵野秀明さんが脚本・総監督。
「進撃の巨人」の樋口真嗣さんが監督・特技監督を務めたということで、すでに世界中から注目を集めています。
しかし、僕が関心を持ったのは、そんな理由ではありません。
「シン・ゴジラ」の重要な舞台となっているのが、僕の家のごくごく近所なのです。

封切りを前に公開された予告編には、川崎市中原区の高層ビル群に出没したゴジラが映し出されています。
川崎市によりますと、約1年前に、製作者側から市内でのロケへの協力依頼があったそうです。
昨年夏から秋にかけて、武蔵小杉周辺で実景が撮影されたということです。
今回のゴジラは体長118・5メートルと史上最大で、武蔵小杉周辺の高さ百数十メートルの高層ビルと非常にバランスが良いんです。
高層マンションを、ゴジラがどのように破壊していくのか(しないのか)、興味津々です。

予告編を見ただけでも、普段僕が通る道や、利用している施設が沢山映し出されています。
ひょっとしたら、我が家もゴジラに壊されるかもしれません!
これは、気が気ではありませんね。
映画館で、いち早く確認しなくては!

ただ、ちょっと気になることが!
多摩川を挟んだ田園調布側に戦車がズラリと並んで、川越しにゴジラを攻撃しています。
東京だけ防衛しようということなのでしょうか?
神奈川は捨て石なのか…。

肉の魅力

2016-07-27 08:19:49 | 演劇
8月21日(日)に開催する第31回公演のタイトルは「ぷにぷに!肉の祭典」です。
最近の肉ブームに便乗しようと思い、決めました。

しかし、僕自身は、肉が好きではありません。
と言うより、むしろ苦手!
鶏肉はまだ良いのですが、豚や牛はあまり食べられません。
脂っこくて、すぐに気持ち悪くなってしまうからです。
なので、焼肉やステーキを自分から食べにいくことは絶対にありません。
また、人から食事に誘われることも滅多にないので、そんな機会もありません。

ところが、ことしの春、仕事の流れでステーキを食べに行かなくてはならなくなりました。
なんとか完食したのですが、しばらくすると腰が痛くなってしまいました。
(もちろん、その前に、おなかも痛くなっています)
その後2~3日、腰に後遺症が残ってしまいました。
それがステーキのせいかどうかは分かりませんが、肉を食べるとろくなことがありません。
なるべく、肉に近づかないようにしています。

そんな僕が企画した「ぷにぷに!肉の祭典」の公演です。
単純に、肉を美味しそうに描くはずがありません。
肉をテーマにした4作品が、それぞれ違った形で、肉の魅力を展開していきます。
公演をご覧になった後、あなたは、肉を食べたくなるのか?
それとも、二度と肉を食べたくなくなるのか?
是非、「あかいくつ劇場」でご確認頂きたいと思います。