映画三昧

ホームシアターでの鑑賞録            。

新宿鮫IX 狼花

2014-01-30 12:25:28 | 読書
「新宿鮫IX 狼花」を読んだ。

「おおかみばな」と読む。
なかなかおもろかった。

主要な敵キャラの真壁に続いて香田・仙田が舞台から去ったな。
今後はどうなっていくのか・・。

今んとこ、2作目の「毒猿」がずば抜けて良かった。直木賞受賞作の4作目よりも。
「灰夜」はなんか変な感じやった。

ほぼ日で連載してた10作目「絆回廊」も続けて読むかー。

続・三丁目の夕日

2014-01-27 12:55:11 | 映画
「続・三丁目の夕日」を観た。

ミカが落とした洗濯物を淳之介が洗ってあげたシーンで、「他の子も家のお手伝いをちゃんとしてるよー」と言わんばかりの映像が矢継ぎ早に!
この安直な感じがこの映画の良さやねんなー。

ろくちゃんの3人での同窓会の待ち合わせシーンはちょっと合成っぽいな。ヒッチコックの「鳥」思い出した。

薬師丸が橋の上で昔男を思い出していたら、なんとその時その場にその昔男が登場!
いやー、安直!

純文学を書く茶川に「チャンバラ書け」ってシーンあったけど、「トキワ荘の青春」でも編者者に「どうでしょう、チャンバラなんか描いてみては・・?」って言われるシーンあったな。
あの頃の娯楽の象徴やったんやろなー。

悪党がタケオに分け前を渡して去ったあと、ろくちゃんが出てきて一悶着。そのあと、去ったはずの悪党がまた戻ってきてるやん。不自然や。

2作通して小日向さんはドライな役やったけど、言う事に筋が通っていたな。それにしても、最後はええとこ持ってったなー。
4作目以降また出てきてほしい。

わがままミカちゃんがきっちりと良い子に。安直!
シュークリームの給仕シーンでは、ちゃんと、

  客 → 主人 → ガキ

の順で置いてた。

いやー、全体通して実に安直。
言い方を変えると素直ということです。

素直な良い映画です。

トキワ荘の青春

2014-01-25 12:19:21 | 映画
「トキワ荘の青春」を観た。

2ヶ月ぶりくらいか。これも冬に観る映画という感じやな。寒々とした空気で。真夏のシーンもあったけど。

電気消した途端に手塚が帰ってくるのは少しタイミング良過ぎという気が。

目覚まし時計の音は映画の中でもうっとうしいな。速くとめろ!

「寺さんも仕事していいですよ」のシーンで、よく見ると机には描きかけの原稿がある。
50回以上見てても初めて気づくことってまだまだあるなー。

ブルーレイで完全版だしてくれー。
監督が数年前に亡くなってるからディレクターズカットは無理やねんなー。

三丁目の夕日

2014-01-13 14:41:17 | 映画
「三丁目の夕日」を観た。

履歴書を都合よく一平が手にするのは不自然やなー。
そのあと、謝りにいくときの夫婦の阿吽の呼吸が良かった。
「こっちは私が片付けとくから」って言葉が見えてくる。

ちっこいテレビがみんなからすれば大スクリーンって見せ方もおもろい。

堀北はなぜ一平を枕元に呼んでシュークリームの件をこそっとゆうたんやろう。
ちょっと意味がわからない。逆に一平に知られないように母にゆうべきとちゃうんかな。

まあ、そのあとの母のとぼけっぷりは良かった。

じゅんのすけが押し入れに隠れる理由もよくわからん。
和菓子屋で障子に女の影というのもなんかわざとらしい。
あの母の複雑な表情。なんかありそうでなんもない。

4作目以降のための伏線ととらえておくか。

こめかみより上のへんにビンタかましたように見えたけど、ほっぺ押さえてたな。
スローで確認すんのも面倒やしええか。

湯たんぽの湯を抜いて顔を洗うシーンも、いかにもこの時代はこういう風にしてたんだよといわんばかりやん。

じゅんのすけはいつのまに手紙書いたんや。

と、突っ込んでばっかりやけど、素朴で良い映画です。
ブルーレイに変えるか~?

Love Letter

2014-01-11 11:57:09 | 映画
「Love Letter」を観た。

国道に住んでたら郵便は届かないとか論じるーンがあったけど、つい最近ネットのニュースで郵便配達の人が「国道でなんかを売ってるだれだれさん」という宛名で届けたのを見た。
具体的な名前とかは覚えてへんけどやるなー。

作中の配達員は最悪な奴やな。

「あの風邪薬のんでくれたのかなー」ってシーンあったけど、見知らぬ人からもろた薬は飲めまへんがな!

一人二役の二役が交差するシーンはそっくりさんを使ったんやけど、よう見たら全然似てへんがな!

カーテンのなびくシーンは良かったなー。音楽も。なびいて姿が消えてるあたりグッとくる。見せ方がええよな。

男女の答案が入れ替わることは考えられへんなー。番号順に回収すんのに。先生がぶちまけて拾ったりしたんかな。

何度観てもええよなー。特に冬に観ると。

占星術殺人事件

2014-01-09 12:17:01 | 読書
「占星術殺人事件」を読んだ。

有名なミステリー作家の島田荘司のデビュー作らしい。

ミステリーはあまり好きではなくて今まで20冊くらいしか読んだことないかな。
これもあまり好きでない。

どういうキャラかもつかみにくかった。
「そんなうまいこといくか?」と解決編では少し思ったかな。

文章も読みにくい気がした。途中結構眠くなった。
相性やな、これは。

夢枕獏とか新宿鮫とか宮部みゆきなんかはやっぱり上手いねんなー。

ナニワ金融道

2014-01-05 13:32:06 | マンガ
「ナニワ金融道」を読んだ。

結構ひさしぶり。全19巻。
当時新刊を心待ちにしとったなー。

あの頃は、「絵、下手やなー」と思っとったけど、めっちゃうまいやん。
スクリーントーン使ってへんねんな。スーツの柄も全て描き込んでるやん。

人間をきっちりとえがいてるよな。人間の業を。
関西人やないとこの味は出せんわな。

40代半ばの新人ということで異例やったらしい。
商売やってたり潰したりした経験が出てるとか。

作者は7年連載してスッパリ漫画家はやめている。
文章の本を執筆したり講演をやったり。

その本もほぼ全冊読んでる。老後はマンションを所有して家賃収入で暮らすと書いてた。
ところが、今から10年ほど前に肺がんで亡くなってる。

漫画家は短命やなー。

プラネットアース エピソード11

2014-01-02 11:49:41 | 映画
「プラネットアース エピソード11」を観た。

エピソード11は「OCEAN DEEP」邦題では「青い砂漠 外洋と深海」

プラネットアースの最終章。

シリーズの中で一番見応えがない。
派手な捕食シーンも無い。

深海の死体に色々群がり貪るシーンはあったけど。

映像は勿論奇麗やねんけど、今後は「11」は割愛しよかな。

プラネットアース エピソード10

2014-01-02 11:46:18 | 映画
「プラネットアース エピソード10」を観た。

エピソード10は「SEASONAL FORESTS」邦題では「森林 命めぐる四季」

木と木をロープでわたってた。高さ100mって!

よく見ると鳥が松ぼっくりの隙間に舌を突っ込んでなんか食べてる。
ブルーレイは鮮明やなー。

テンみたいなやつがリスの巣に入っていって姿が見えなくなる。そのあと、リスの悲鳴。というか断末魔。
そして何喰わぬ顔でリスをくわえて出てくるテン。ああ、たまらーん。

リスが蝉を生きたまま両手に持ってバリバリ食べる姿も残酷でかわいくて良かった。
虎が猿を一瞬で仕留めるのも鮮やかでええなー。

THE有頂天ホテル

2014-01-01 13:41:47 | 映画
「THE有頂天ホテル」を観た。

大晦日の話なので大晦日には観るようにしている。
午後10時前から実時間どおりに進んでいく。

最近ネットの記事なんかで「潮時」という言葉が間違って使われているというのをよく目にする。

「もうやめ時」「おしまい」的に使われていることが多いが本来は「ちょうど良い頃」という意味です。

といった内容です。
でも、その正しい意味とやらで使ってる人は少数派やん。
この映画の中でも香取慎吾があきらめてやめる頃という意味で「潮時」と言ってたけど、それでええんちゃうん。

言葉って変遷していくものやし。
今さら変えられるかーい。

それにしても豪華キャストですごい。

大晦日に観るというても、「どうぶつの森」のカウントダウン済ませてからやから年は明けてたけど。

津川親子の耳はなんか意味あんのかね。