映画三昧

ホームシアターでの鑑賞録            。

最強伝説 黒沢

2013-12-31 14:44:47 | マンガ
「最強伝説 黒沢」を読んだ。

全11巻。
えっこんな終わり方? と思ったら連載再開しているとか。

「カイジ」「銀と金」に比べるとややソフトな内容やった。
冴えない中年が主人公やけど、内心の描写が福本的でなかなか良かった。

サイコ

2013-12-24 12:16:31 | 映画
「サイコ」を観た。

「裏窓」「鳥」と並ぶヒッチコックの代表作。

アンソニー・ホプキンスがヒッチコックを演じる映画「ヒッチコック」の予習ということで久々に観た。
あれは「サイコ」制作秘話みたいなはず。

「判決だなんて警察みたいだな」って台詞あったけど、そこ裁判官やろ普通。

屋敷の扉が内開きやったんで「みんなのいえ」思い出して吹いちゃったな。緊迫シーンやのに。


緊迫感あって良かった。「裏窓」「鳥」に次ぐ作品と思うけど、「見知らぬ乗客」も遜色ないな。

耳をすませば

2013-12-23 13:26:16 | 映画
「耳をすませば」を観た。

こら、おかん! イヤホンでなんか聞いとんやん!
あとの方で雫がそれやっとったら「耳が悪くなる」とかゆうとったくせに。

「丘の上にこんな場所があるなんて知らなかった」
「こんなとこにこんなお店があるなんて知らなかった」

と、2つ続けて似たような台詞があって少しいまいちな感じ。
そもそも、ジブリもの(に限らないが)は独り言が多すぎるわ。不自然。

杉村の髪型はおでこから薄くなっていきかけの人みたい。まだ若いのに。

あーいやな姉。男の前でコロッと切り替えるタイプに違いない。

父の台詞の「人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。何が起きても誰のせいにもできない」は良かった。
深い。仮にこれを姉に言われても多分カチンとくるだけ。

最後の方で対向車線の路肩を自転車で走ってた。今はあきまへんよ、それ! しかも二人乗り。

これはもうDVDでええか。

久々に観たけどええよなこれは。

Love Letter

2013-12-22 12:34:40 | 映画
「Love Letter」を観た。


この前コメンタリーで観たらまた観たくなったんで観た。

アルバムから名前を探すシーンは女の名前ばっかりやから、よく見てると同姓同名の女性だとわかってしまうな。
もう少し違う見せ方があったんとちゃうかな。

飛行機が飛ぶシーン見せただけで、ハイ小樽到着ってのもなんか安直な感じ。

病院で名前を呼ばれるシーンの幻想的な映像は、「うる星やつら2」のしのぶの風鈴のシーン思い出した。あれも名場面やな。

2人の中山美穂が交差するシーンはそっくりさんを使っとんねんけど、入れ替わるとき少し時間がかかってる気がするなー。
自転車がなんかの陰に入って出てくるまでの時間が。

酒井美紀は左利きかなと思うシーンがあったな。
祖父は76歳というてたけど、あの俳優さんはあの当時で55歳くらい。

コメンタリーで観た直後に観るとまた別の楽しさが。

Love Letter コメンタリー

2013-12-15 15:34:00 | 映画
「Love Letter」をオーディオ・コメンタリーで観た。

撮影は全編小樽だとか。神戸ではないらしい。
雪が降ってほしい場面でほんまに降ってくれて、神懸かり的だったとか。

豊川はギックリ腰を我慢して撮影に臨んだとか色々知れておもろい。

自転車置き場でペダルをまわしてライトをつけるシーンはほんまはおかしいと監督自身が言っている。
ペダルで回るのは後輪で、ライトは前輪の回転で点くから後輪を回しても点かない。
寒かったんで息が白くならないように氷で口の中を冷やしたって!


「藤井樹ストレートフラッシュ」ってゆうてたけど、あれでは数の連続ではないからストレートではないやん。ただのフラッシュかファイブカードやん。



でも、これはええ映画やなー。

自分の中でまた急浮上中。
夏は「めがね」で冬は「Love Letter」やな。

Love Letter

2013-12-14 12:06:05 | 映画
「Love Letter」を観た。

ブルーレイに買い換えた!
めっちゃ鮮明や。でも、DVD画質でもこの映画は悪くないとも思う。

冒頭で神戸から小樽に切り替わったのがやはりわかりづらい。
もっと神戸っぽい映像を見せればよいのに。ポートタワーとか異人館とか居留地とか。

豊川が中山美穂にゆうたセリフ。
「藤井にお願いしてきたんや。君と結婚させてくれって」
ふむ。捉えようによっては、男性が男性に求婚しているようにも見える。

入学シーンで桜の花びらがめっちゃピンクやったけど、実際の桜はかなり白に近いんやけどな。

下駄箱の辺で中学時代の先生に事実を告げられるシーンも良かった。
中山美穂のリアクションは巧みに映さずにうまいこと出て行くシーンにつなげている。

豊川は「たくさん」を関西弁で「ぎょうさん」とゆうてたけど、神戸では主に「よーけ」次いで「よーさん」とゆうかな。
「めっちゃ」とか若い人なら「ばり」とか。

祖父が庭でたき火している手前の方に中山美穂が室内で座っているので、すねが燃えているように見える。アチチな感じ。

あー良かった!

「スワロウテイル」もブルーレイに買い換えた。あっちは長いからいつ観よかな。

刑務所の中

2013-12-13 11:47:29 | 映画
「刑務所の中」を観た。

何度観てもおもろい。
特に展開があるわけではない。ただの獄中記。

久々に麦飯くいたくなったなー。


冒頭に出てきた工具箱は以前もってた赤のDSiによく似ている。

たくさんの囚人。
みんな逮捕されて刑事訴訟を経てるんやなー。
出所後も被害者への賠償があったり就職が不利になったりと色々あるんやろなー。

受刑者は規則正しい生活をして栄養のバランスの良い食事を摂り9時間ほどの睡眠時間が確保されている。
サラリーマンで9時間寝てる人はそうおらんやろなー。

岸辺露伴は動かない

2013-12-11 00:44:29 | マンガ
「岸辺露伴は動かない」を読んだ。

ジョジョ第4部の主要キャラの岸辺露伴が主人公の短編集。


畳の縁が見えなくなるんやったら踏んでるのも見えないんちゃうん。「あっ!!」って。

でも、全編とも緊迫感あって良かったなー。
「懺悔室」と「グッチ」は既に持ってたけど。

これは続けてほしいな。


「ダービー兄」が主人公のギャンブル物の外伝も描いてほしい。

SMOKE

2013-12-09 12:49:53 | 映画
「SMOKE」を観た。

何度観てもええですな。

これも群像劇か。人数は少ないけど。
主人公のタバコ屋よりも小説家の方が目立ってるなー。

ひと騒動の後の無言のピクニックも実に良かった。
無言やのに見応えあるよな。

見終えたら人に優しくなった気がする。
気がするだけやけど。

大停電の夜に

2013-12-08 12:16:31 | 映画
「大停電の夜に」を観た。

クリスマス・イブの夜に東京中が停電。
その夜織りなす12人の男女の物語。

段々と絡み合う群像劇。

停電は震災思い出すわー。5時くらいになるともう何もできなかった。

原田知世の美しさが際立ってた。他の女優がかすんでみえてしまう。
原田知世がブレンディのコーヒーを淹れるシーンはわざとらしすぎや!
スポンサーか?

一気に現実に引き戻された気がした。

寺島が吉川から逃げるシーンも少し作為的な気がした。別に逃げんでもええんちゃうん。
ストーリー上、電車に乗せたかったんやろな。
寺島が吉川に写真を渡すシーンも良かった。表情が。寺島さんうまいわ。


トモロヲと豊川は遭ってるな。
トモロヲと宇津井健も遭ってる。

宇津井・井川が雪降ってるのに玄関の外に座ってるシーン観て、キューブ版の「どうぶつの森」思い出した。みんな外で寝とったなー。

トモロヲに知世に智子か。
宇津井健は窃盗に飲酒運転やん。


これは静々とした良い映画です。
クリスマス・イブはこれを観て、大晦日は「有頂天ホテル」を観るというのがええな。

チャップリンの醜女の深情

2013-12-07 12:19:50 | 映画
「チャップリンの醜女の深情」を観た。

チャップリンは主演やなくて助演。そして、監督はしていない。

設定もストーリーもよくわからーん。あまりにも字幕が少なすぎる。
新聞記事のシーンにも字幕が出なかった。不親切やなー。

全く面白くなく、79分という短さなのに途中うとうとしてもた。
まあ初期作品はこんなもんか。

「キッド」に入っている短編も全く面白くなく途中で寝てもたなー。


1914年の映画。ほぼ100年前か。
これはもう観ない。

ステキな隠し撮り

2013-12-03 11:55:30 | 映画
「ステキな隠し撮り」を観た。

テレビで放映したときはラスト3分くらいしか観れんかったんで改めて観た。

まあまあ。

そこそこ。

「金縛り」を観たあとで観てるんで、ところどころ笑えた。
もっぺん観たいとも思わんし観たくないとも思わん。

まあ買わないな。

ヴァンパイア

2013-12-02 11:58:30 | 映画
「ヴァンパイア」を観た。

岩井俊二監督が原作・脚本・監督・音楽・撮影・編集をやってる。
海外で撮影、出演は外国人ばかり、日本語吹き替えなし。
これで邦画といえるのだろうか・・。

蒼井優が出とったな。

赤ワイン飲みながら血のシーンを観てもたがな。

あらすじも一切知らずに観た。
「Love Letter」と「スワロウテイル」は好きやけど、これは好きやない。

「リリィ・シュシュ」も胸が悪くなったけど、「ヴァンパイア」はそこまではいかんかな。
なんか死の美しさのようなものを感じた。

死にたいとは思わんけど。


これはもう観ない。