映画三昧

ホームシアターでの鑑賞録            。

12人の優しい日本人

2012-03-31 04:00:23 | 映画
「12人の優しい日本人」を観た。

2011年に初めて観た映画で一番おもろかった。3/30HDリマスター版が発売されたので早速買って観た。
確かに、映像がちょっと奇麗になってる気がする。

何度観てもおもろい。
一瞬たりとも目が離せない密室劇。

じわりじわりと真実に辿り着く感じがたまらない。
これほどカネのかかってない映画があるやろうか。


これは今後も何度もみるなー。

テキサスの五人の仲間

2012-03-28 12:01:02 | 映画
「テキサスの五人の仲間」という映画を観た。

「十二人の怒れる男」の主演のヘンリー・フォンダが主演。いいねー、この人。
一応西部劇になるのかな。銃撃戦はないけど。1966年。

地元の金持ち5人が年に一度集まってポーカーをやる話。
おもしろかった~!!

ラストのオチは現代では少しありきたりな感じもするけど、全体的にとても良かった。

「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部の23巻あたりで、ギャンブラーと戦うシーンあったけどこの映画の影響受けとんやろなー。

まだまだ観てへん傑作よーけあんのやろなー、楽しみ。

酒とバラの日々

2012-03-21 18:40:00 | 映画
「酒とバラの日々」を観た。

ジャック・レモン、リー・レミック主演。1962年。

音楽はヘンリー・マンシーニ。
刑事コロンボのテーマ曲とか、「ティファニーで朝食を」で、ヘップバーンがウクレレ弾きながら歌ってた「ムーンリバー」なんかを作曲した巨匠。

アルコール依存症で堕ちてゆくとても哀しい話。でも前に進もうとする人間の意志を感じるなー。
この映画を観る度に、もう酒はやめようと思いつつ酒を飲みながらの鑑賞。

昔の映画は迫力あるわ。地味やけど。

巨娘

2012-03-21 11:09:05 | マンガ
「巨娘」1巻読んだ。久々。

「神戸在住」とのギャップがすごすぎる・・・。
まさか、こんな下ネタ全開とは。

でも、緻密でめっちゃおもろい。
また連載してるらしいからその内2巻も出るやろ。楽しみや。

めまい

2012-03-20 22:07:19 | 映画
「めまい」を観た。

ヒッチコック。

おもろなかった・・・。
結構評価高い映画やねんけど、もひとつ。

最後ダラダラ続いて眠くなった。こっちがめまいしそう。

「北北西に進路を取れ」も評価高いけどもひとつやったなー。

「裏窓」「鳥」「サイコ」と比べんのはきついか。

Love Letter

2012-03-18 22:24:32 | 映画
「Love Letter」を観た。

岩井俊二の劇場用長編映画第1作にして最高傑作やと思うなー。
光石研も出てる。鈴木蘭々が変すぎる・・・。

映像がきれいやなー。岩井映画の特徴かな。
「スワロウテイル」も久々に観たくなってきた。

神戸在住

2012-03-18 18:16:52 | マンガ
「神戸在住」を読んだ。

講談社アフタヌーンKC全10巻。

繊細な。なんと繊細な。
神戸北野の美大生のお話。知ってる場所とかお店とかがなんぼでもでてくる。
神戸っこにはたまらない。

人間がしっかり描けてるなあ。木村紺というきいたこともない人やねんけど。

10巻119ページで姫路の人が「なんしか」ってゆうとるけど、「なんしか」は尼より東の辺の人しか使わんのんちゃうんかなー。

5巻の動物園の話ででてきた窪島くんは、「バガボンド」に初登場の吉岡清十郎を彷彿する。

10巻で終わりは残念や。もっと続けりゃええのになー。

ブレードランナー最終版

2012-03-18 04:23:44 | 映画
「ブレードランナー最終版」を観た。ディレクターズカットともいう。

初めて「ブレードランナー」を観たのは、もう25年くらい前や。
同じハリソン・フォードものでも「スター・ウォーズ」とか「インディ・ジョーンズ」なんかを観た後で「ブレードランナー」を観ても面白いはずもなく、少し苦手やった。
途中で寝てもたし。少年やったしなー。

でも、年を重ねる毎にこの映画が好きになっていく。
人間が弄んだ命が命を大事にしたり。

便利だと理由で人間には制御できないものを造って稼働させたり。
今ならどうしてもレプリカントと原子力を重ねてしまうなー。



これは最終版やけど、オリジナルがどんなんかはもう忘れた。

この映画が後世に与えた影響は大きいなー。
しばらく観てなかったけど時々みよっと。


ルトガー・ハウアーの存在感がすごい。「レオン」のゲイリー・オールドマンとか、レクター博士とか、「レベッカ」のダンバース夫人とかに負けてへんなー。

深呼吸の必要

2012-03-15 21:29:23 | 映画
「深呼吸の必要」を観た。

なんかいいよなー。

3月の話やから今観ておこうと思って。
南国やから季節感ちがうけど。

色んなことを抱えて来てる人がいたり。
それを作為的と感じたりしつつ楽しめた。



そういや、「めがね」も春先の話やったなー。

ニューヨークの王様

2012-03-14 11:33:33 | 映画
「ニューヨークの王様」を観た。

チャップリン最後の主演映画。57年。

これは・・・全く面白くなかった。
昨日観た「サーカス」が素晴らしかっただけに残念。

原子力を使ってユートピアをつくる。今なら批判の的やな。

今まで観たチャップリン作品で一番おもんなかったよ・・・。

サーカス

2012-03-13 11:38:46 | 映画
「サーカス」という映画を見た。

監督・脚本・演出・音楽・主演がチャップリン。1928年。72分。

これは初めて観た。めっちゃおもろい~!!
チャップリンらしさが光る素晴らしいコメディです。

チャップリンが××するシーンはスタントも特撮も使ってないそうです。ひゃー!

とにかくコメディとして絶品! 観て良かったな~。


チャップリンの一連の超有名作品に比べると知名度が低い。
でも、どれにも負けないくらい良かった!

これはDVD買わんとなー。


「カリオストロの城」で、ルパンと伯爵が歯車の上で走るシーンがあったけど、元ネタはこの「サーカス」やったんやー。

プール

2012-03-07 11:53:06 | 映画
「プール」を観た。

これもええよな。一連の空気感が。

小林聡美の娘役は見てるだけでむかつく顔をしている。
あのむすめは「マザーウォーター」の冒頭にも出とったな。

「理由なんて、愛ひとつで十分だ。」というコピーには違和感あり。

死刑執行中脱獄進行中

2012-03-06 11:59:26 | マンガ
「死刑執行中脱獄進行中」を読んだ。

「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦の短編集。
第4部の重要な登場人物の岸辺露伴なんかが出てくる。
「なんかが」ってことは他にも出てくるんやけど。

誰がどの話に出るかは書かない。

表題作も完成度が高い。1本の映画を見終えたような充実感がある。すごいなー。

「デッドマンズQ」が実に良い。短編だけにしとくん勿体ないなー。もっと読みたい。