まあいまさらアゲアゲサゲサゲウヨウヨサヨサヨいうのもどうかと思うけど,なんか最近はブログ更新Holly night, tonightすなわち放り投げてトゥナイヤイヤイヤイヤイヤトゥヤ,フー,つう感じで,あーなんかテンションの上げ方を忘却の彼方にオーバーザレインボーしちゃってる私ではございますが,忘れないで! psy-pubという存在を!
などと無理繰りな痛々しいほどのか細い神経でアサーションしつつ,やっぱね良書を見つけると,股間の良書レーダーがオッキもといOkiDokiしちゃう,それがいつだって僕たち(モチ,君も,だぜ!)のセオリー! ということで,老いも若きも男も女もOkiDoki,レッツラゴンでこの本読めッつうのコノヤロウ!
一口に言いますと,てんかんの兄をもつフランスの漫画家による当事者マンガなのですが,はっきりいってこの読後感は一口には申せません。フランスのマンガのレベルが高いのは,友人オーマンディさんから聞いて,実際読んで知っておりましたが,これはとにかくすごいです。胃にキます。立ち読みしようとして,少し読んで止め,買って帰りました。それはひとつにはもったいないというのもあり,もうひとつは怖いというのもあり。
ちなみに知る人ぞ知るマンガ界の良ブログ『漫棚通信ブログ版』でも採り上げられておりました。
ダビッド・ベー『大発作』の難解さと普遍性
http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_4365.html
とにかく読む価値があります。しかし作者が遠慮をしてないので,というかしてるのだろうけど,それ以上に突き抜けてくる,突き付けてくるものがあります。だから厳しい作品です。だけど読もう。
で,てんかんEplilepsyなんですが,現在は『大発作』の時代とは違うとはいえ,人類が完全に克服できたともいえず(まあそもそも克服し得た病気のほうが少ないくらいですが),かくいう僕も無知・無理解,すなわち脳神経疾患で発作は薬で抑えられる,というくらいの知識しかなかったわけですが,当たり前ですが,発作が薬で抑えられるということとその人の人生は(もちろん重要なことではあるけれど)イコールではない,そんなことすら意識できておらず,恥。
日本で約100万人,人口の約1%ですか,好発のピークは小児と老年,治療は専門性を要するが,現状は必ずしも万全な体制が敷かれているわけではないようですね。
静岡にある静岡てんかん・神経医療センターの先生方による一冊です。同センターのホームページはかなり充実してます。
てんかんの包括医療とは?
http://www.hosp.go.jp/~szec2/08/08-7-1.htm
これは完全に専門家向けであります。さすがにちょっと読みきれず。
当事者,家族,あるいは専門外の医師のための啓蒙本です。情報ソースとしても有用と思われます。
ま,一応心理関係の本を中心に扱っているということで,てんかんそれ自体は精神疾患ではありませんが,心理学(主に神経心理学)的なテーマのある本をいくつか。
てんかんの場合,バイオあってサイコ,サイコあってソーシャルというのが比較的明確にも思えるのですが,それと当事者の抱える困難はまた別問題ですし,またバイオだって解明され尽くしたとはいえず,漠然としたイメージよりもずっと,手探り状態にあるのですね。
後半ちょっと粘りがたりない気がしますが,まあ久しぶりということで,今日はこの辺でサヨウナラ。
最後に再掲。
ゼヒ。
などと無理繰りな痛々しいほどのか細い神経でアサーションしつつ,やっぱね良書を見つけると,股間の良書レーダーがオッキもといOkiDokiしちゃう,それがいつだって僕たち(モチ,君も,だぜ!)のセオリー! ということで,老いも若きも男も女もOkiDoki,レッツラゴンでこの本読めッつうのコノヤロウ!
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一口に言いますと,てんかんの兄をもつフランスの漫画家による当事者マンガなのですが,はっきりいってこの読後感は一口には申せません。フランスのマンガのレベルが高いのは,友人オーマンディさんから聞いて,実際読んで知っておりましたが,これはとにかくすごいです。胃にキます。立ち読みしようとして,少し読んで止め,買って帰りました。それはひとつにはもったいないというのもあり,もうひとつは怖いというのもあり。
ちなみに知る人ぞ知るマンガ界の良ブログ『漫棚通信ブログ版』でも採り上げられておりました。
ダビッド・ベー『大発作』の難解さと普遍性
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とにかく読む価値があります。しかし作者が遠慮をしてないので,というかしてるのだろうけど,それ以上に突き抜けてくる,突き付けてくるものがあります。だから厳しい作品です。だけど読もう。
で,てんかんEplilepsyなんですが,現在は『大発作』の時代とは違うとはいえ,人類が完全に克服できたともいえず(まあそもそも克服し得た病気のほうが少ないくらいですが),かくいう僕も無知・無理解,すなわち脳神経疾患で発作は薬で抑えられる,というくらいの知識しかなかったわけですが,当たり前ですが,発作が薬で抑えられるということとその人の人生は(もちろん重要なことではあるけれど)イコールではない,そんなことすら意識できておらず,恥。
日本で約100万人,人口の約1%ですか,好発のピークは小児と老年,治療は専門性を要するが,現状は必ずしも万全な体制が敷かれているわけではないようですね。
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静岡にある静岡てんかん・神経医療センターの先生方による一冊です。同センターのホームページはかなり充実してます。
てんかんの包括医療とは?
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これは完全に専門家向けであります。さすがにちょっと読みきれず。
知られざる万人の病てんかん金澤 治 南山堂 2006-02売り上げランキング : 148048Amazonで詳しく見る by G-Tools |
当事者,家族,あるいは専門外の医師のための啓蒙本です。情報ソースとしても有用と思われます。
ま,一応心理関係の本を中心に扱っているということで,てんかんそれ自体は精神疾患ではありませんが,心理学(主に神経心理学)的なテーマのある本をいくつか。
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てんかんの場合,バイオあってサイコ,サイコあってソーシャルというのが比較的明確にも思えるのですが,それと当事者の抱える困難はまた別問題ですし,またバイオだって解明され尽くしたとはいえず,漠然としたイメージよりもずっと,手探り状態にあるのですね。
後半ちょっと粘りがたりない気がしますが,まあ久しぶりということで,今日はこの辺でサヨウナラ。
最後に再掲。
大発作―てんかんをめぐる家族の物語ダビッド・ベー フレデリック・ボワレ 関澄 かおる 明石書店 2007-08売り上げランキング : 131419Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ゼヒ。
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