というわけで,前書きもなく,アッサーリ,本を紹介。
数学のコーナーにふらりと立ち寄ってみたら(そんなことは10年に一度あるかないか),直感的にいい本を見つけてしまった!
これ,いいです。オモロイです。
何だかわけもわからず,実験計画だ!っつって,t検とかに数字をぶち込む文系のワタシのわけですが,この本には,どうやってt検が作られたのだとか,相関係数がどうして生まれたのか,なんてことがいろいろと書いてあり,ただの記号でしかなかった,「ピアソン」だとか,「フィッシャー」だとかが,どういう人物だったのか,エッセイ風に書かれております。やっぱ,統計学も相補的に発展してきたわけです。統計学の教科書なんかにt検の「スチューデント」なんてありますが,このスチューデントは偽名だった,なんてことも書いてあって(理由は本書を),トリビア的にも楽しい。とはいえ,発表する機会はあんまなさそうだけど。合コンでもうけなさそうだし。
なんか文章無茶苦茶だなぁ。
うんと,まあ,ともかく,これ,いい本です。
数式が出てこないんで,統計の教科書というわけにはいかないのでしょうが,面白い。
統計というのも,なかなかシッカリモノですなぁ。
だれか,こういうのを踏まえて「研究法史」とか書きません?
数学のコーナーにふらりと立ち寄ってみたら(そんなことは10年に一度あるかないか),直感的にいい本を見つけてしまった!
統計学を拓いた異才たち―経験則から科学へ進展した一世紀デイヴィッド サルツブルグ David S. Salsburg 竹内 惠行 日本経済新聞社 2006-03売り上げランキング : 1678Amazonで詳しく見る by G-Tools |
これ,いいです。オモロイです。
何だかわけもわからず,実験計画だ!っつって,t検とかに数字をぶち込む文系のワタシのわけですが,この本には,どうやってt検が作られたのだとか,相関係数がどうして生まれたのか,なんてことがいろいろと書いてあり,ただの記号でしかなかった,「ピアソン」だとか,「フィッシャー」だとかが,どういう人物だったのか,エッセイ風に書かれております。やっぱ,統計学も相補的に発展してきたわけです。統計学の教科書なんかにt検の「スチューデント」なんてありますが,このスチューデントは偽名だった,なんてことも書いてあって(理由は本書を),トリビア的にも楽しい。とはいえ,発表する機会はあんまなさそうだけど。合コンでもうけなさそうだし。
なんか文章無茶苦茶だなぁ。
うんと,まあ,ともかく,これ,いい本です。
数式が出てこないんで,統計の教科書というわけにはいかないのでしょうが,面白い。
統計というのも,なかなかシッカリモノですなぁ。
だれか,こういうのを踏まえて「研究法史」とか書きません?
この手の話,
「推定と検定のはなし」(蓑谷千凰彦著 東京図書)で読んだことがあります。英語の文献だと古いですけど
Cowles, M. (1989). Statistics in psychology: An historical perspective. LEA.
という本がありました。昔読んだ本なので,内容はすっかり忘れてますが,心理学における統計利用の歴史,というようなものだったと思います。
コメントありがとうございます。数学がお得意そうなHNですね!
推定と検定のはなし
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4489002521
これですね。目次が
第1章 記述統計学から推測統計学へ
第2章 “スチューデント”のt分布の発見
第3章 パラメータ推定
第4章 統計的推定
第5章 統計的仮説検定
第6章 仮説検定の実例
第7章 統計的決定論
第8章 ベイジアン決定理論
ですから,なるほどと思います。図書館で探してみよう! ナイス情報ありがとうございました!