マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

第66回プロムナード・コンサートの演奏曲について1

2023-10-21 12:04:01 | ラ・プロムナード・ミュジカル
ソロの最初に弾くのは、ロマン主義時代のドイツの作曲家ヘルマン・ネッケ(1850〜1912)のクシコス・ポスト。
ネッケは300曲くらい作曲したようですが、現在この曲以外は演奏される機会はないようです。
私が子供の頃、クシコスの郵便馬車として弾いていたので、今回のチラシにも疑いもなくそう記載しましたが、クシコスというのは、ハンガリー語で「馬に乗る人」を意味するので、ポストは郵便…ということで、クシコス・ポストで郵便馬車ということらしいです。
なので、タイトルとしては「クシコス・ポスト」とするのが正解。
曲は、馬車が疾走している様子を表しているのでしょう、なんか走りたくなるような曲。
運動会でよく使われるのも、さもありなん!ということです。

2曲目は、坂本龍一氏の戦場のメリークリスマス。
今年は坂本龍一氏がなくなったというので、前回もエナジー・フロウを演奏しましたが、今回も取り上げました。
坂本氏と言えば、この曲…というくらい有名ですし、今年は終戦記念日の前後、テレビでも良く聞こえてきました。
第二次世界大戦をテーマにしていながら、戦闘シーンがないという…。
原作が、南アフリカ共和国の作家、ローレンス・ヴァン・デル・ポストの短編集に基づいていて、作者自身のインドネシアのジャワ島での、日本軍俘虜収容所体験を描いたものです。
なので、曲のタイトルがMerry Christmas Mr. Lawrence なのでしょうか。
話の内容は、ご覧になった方はよくお分かりと思います。
曲は、同じフレーズの繰り返しですが、耳に残る印象深いものとなっています。

フランスの短編小説を読む講座でした

2023-10-21 11:19:45 | 日記
昨日は金曜日隔週の、フランスの短編小説を読む講座。
今回は訳担当ではなかったので、ざっと目を通すだけで行きました。
知らない単語があまりない部分はなんとなくわかるのですが、見たことのない単語が出てくると、やはり調べないと話がわからなくなってしまうので、まぁ先生の話を聞きながら調べたり…。
10章で構成された話の、いよいよ10章に入り、佳境…と言うか、終わりのまとめと言うか、話がとんでもない方向に行きそうなのですけど、登場人物の性格や本質などが見えてきて、あーだこーだ言いながら楽しんでいます。

ランチ、昨日の横浜ルミネは13時を過ぎてもやけに人が多く、どこも数組待ちで、待たなくて入れたイタリアンのAGIOにしました。
ペペロンチーノのセット。
 
アジオは朝日カルチャー割はないけど、デザートが無料です。
お願いすれば…ですけど。

夕方に、戦争講座の先生の新しい講座が始まる予定でしたが、先生の体調不良で休講。
私的には忙しかったので良かったのですけど。

家に帰ってからは、練習をちょっととドレス制作。
なんとかほぼ完成しました。
まぁいい感じ…かな…。