お久しぶりです。
みなさま お元気にお過ごしでしょうか。
少しずつ暑さもやわらぎ
朝には、清々しい秋の気を
感じはじめました。
自然に呼吸も深く
心も体もリラックスできて
よい気持ちですね。
すごく久しぶりの
自然農お米づくりの記事になりました。
よろしければご覧くださいませ。
自然農稲作教室では、
8.11に、畝に入っての
最終の夏草刈りをいたしました。
一列おきに条間に入っての草刈りを
ひと夏に四回、全体を二回通り、
手作業で刈りました。
刈った草は
その場に敷いておきます。
8.15に台風が来ましたが
すこやかな姿です。
掲載の自然農稲作実習田の写真は
すべて8.18に撮影したものです。
6.15&16に、
田んぼの一画に作った苗床から
苗を取り分けて 一本ずつ手作業で
田植えをいたしました。
あれからほぼ二か月が経過しています。
稲作教室のみなさんの
品種は「あけぼの」です。
わたしは「あけぼの」「トヨサト」
「黒米」「緑米」を栽培しています。
よく分けつしています。↑
自然農は耕さず
自然に沿った在り方で
作物を栽培いたします。
持ち込まず 持ち出さず
農薬・除草剤・肥料・
大きな機械などを持ち込まず、
余計なことをしたくなる心も持ち込まず
とらわれのない本来の自由な心で
健康な作物を育てます。
鳥・虫・小動物
一年中田んぼを豊かにしてくれる草草
それらを敵としない心で
適期的確に作業をいたします。
また、稲わら、もみ殻、米ぬかなど
田んぼに還し巡らせて
一枚の田んぼで完結するいのちの世界の在り様を
実感できます。
今年は、梅雨入り、梅雨明けが遅く
7月中旬以降の雨の恵みは
ほんとうにうれしいものでした。
水管理についてですが
こちらの実習田では
畝のうえに水が載ることは稀で
畝周囲に掘った溝に
水があったりなかったりの状態で
夏を過ごしています。
しっかりと根を張り巡らせ
たくましく育てたいと考えています。
畔の黒大豆です。
大豆と言えば、
今年は「鳩事件」がありました。😊
蒔いた豆が次々と鳩に食べられる・・
というシンプルな事件なんですが(笑)
まさに知恵比べ・・。
「お正月にいただく予定の美味しい黒豆」を
なんとしても鳩から守りたい・・と
ハラハラドキドキしましたが
日頃眠らせているもの
智恵・インスピレーション・集中力
が、目覚める機会でもありました。
同じく8.18
早生の黒米が
幼穂形成 出穂
開花交配の営みとなりました。
6月 7月 8月は
お米の栽培において
特に自然農では
田んぼに入って汗を流しながら
「お米を育てる」ことの喜びを感じる時期です。
お盆を過ぎますと
品種にもよりますが
丸くなった茎の中に穂が形成され
根もしっかりと張り巡らされ
茎葉を作る分けつの営みから
子どもづくり(結実)の営みへと移行します。
この時期には
根を損ねることにもなりますので
田んぼに入ることはいたしません。
ゆえに
今年のお米作りも
夏のクライマックス(草刈り)を終えて
秋の収穫まで見守る日々となりました。
また、しだいに色づく稲の様子を
写真にてお届けできたらと思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
八木真由美