自然農のお米づくりを一年間とおして学ぶ・・
自然農たのしい稲作教室・三期が一月から始まりました。
一年のはじまりは 冬の田んぼの観察や、
畝や溝の整えです。
まずは耕さず13年の自然農田に立っていただき
足元の様子を感じていただきました。
畔には 冬草がもくもく・・、
光にかがやいています。
そして 二月・・・・・・
実習にて 畝と溝の整えをいたしました。
自然農のお米づくりにとりくむ田んぼでは、
約4mごとに溝を掘り平らな畝を作ります。
畔の内側の田んぼ周囲にも溝をほり、
全体に水がめぐるようにいたします。
スコップを使い溝を整えています。↑
掘った土は 畝の低い部分に運んで砕き
畝全体の高低差がないようにいたします。
溝は田んぼの中の水路になり、
田植~夏の間の水の管理に大切な役目をいたします。
また空気の通りが良くなり、根の張りが良くなるそうです。
麦を育てる場合の排水の役目もあります。
畔に大きなもぐらの穴を発見・・、 ↓
スコップで穴を崩しています。
共同作業ならではの楽しさのなかで・・・
それぞれにマイペースでとりくんでいただきました。
冬の時期は草も少ないですので
畝や溝の整えをするにとてもふさわしく
田んぼ全体を見渡すことができます。
これから春にむかい・・・
自然農田は緑の園になってゆきますが、
その前に美しく溝の整えができました。
足元を見ると冬から春にかけて育つ草たちが
ふりまいた稲わらの下から元気よく顔を出しています。
かわいいオオイヌフグリも
水色の花びらを輝かせていました。
さぁ、使った道具をピカピカに磨いて(土を落として)
お昼ご飯にいたしましょう。
午後からは、春の作業について
言葉をとおしての学びをいたしました。