花のつぼみ ふくらんで
いのちおのずからの春に
初々しいよろこび
湧きいずる季節になりました。
こちらの絵は自然農実践家の川口由一さんが、
30代のころに描かれたものです。
良寛さんの文もすてきです。
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川口さんは、
芸術は真善美が大切であることを
いつもお話しくださいます。
そして
真であっても
美であっても
善であっても
そこに美しい情緒・・
慈しみ愛おしむ想いが入ることで
描くことが
全き喜びになるのです・・とも。
その感覚は
絵を描くことだけではなく
あらゆることに通じるものですね。
慈しみ愛おしみの想いとともに
田畑に立ち
ライアを奏で
人と出会う・・
そのようにある時
ほんとうのよろこびがあるのだなぁ、と
ハートでやわらかに感じる春になっています。
まゆみ