Life in Japan blog (旧 サッカー評 by ぷりりん)

日本に暮らす昭和生まれの猫ぷりりんの、そこはかとない時事放談と日記です。政治経済から科学、サッカー、手芸まで

塚本幼稚園の森友学園が取得した瑞穂の國記念小學院建設予定国有地について

2017年02月19日 02時03分21秒 | 政治

内閣総理大臣夫人が名誉校長を務められる瑞穂の國記念小學院建設予定地国有地を森友学園が購入した価格がほぼゼロ円である件ですが、全ては「鑑定価格の適正さ」「鉛や砒素の汚染は真実かフェイクか」「大阪航空局が撤去費用を見積もった埋設物の存在は本当か、フェイクまたは後から埋めて撤去費用と土地代金を相殺したのか」をどう正確に見分けるかにかかってきているようです。個々の書類や工事関係のアナログ写真を確認するしかないようです。

森友学園が処理業者へどう代金を支払ったのかがキーです。

元々公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律の第一種地域だった点、

大阪国際空港の進入表面にあたり、海抜58mまでの高さ制限がかかっている点

騒音公害による移転補償で住民が引っ越した補償をしていた点(その費用が債権として残っている可能性もある)
など、評価が難しい土地のようです。滑走路の直線延長下にあるので、緑地化が推進されてきた延長線上でもあります。

大阪国際空港へ侵入する飛行機の真下である点で高さ制限を受け騒音もあり、かつ名神高速道路のすぐ脇という条件で、安値でも不思議ではないと考えることも可能ですが、関西国際空港と大阪国際空港を運営する2015年1月設立の関西エアポート(株)(大株主:オリックスと仏ヴァンシ・エアポート)が2018年春に民営化される神戸空港の運営権を得る予定だそうですが、大阪国際空港(伊丹空港)がもしその際に使用されなくなる予定が内定しているのであれば、一気に資産価格は上昇する土地ではあります。<続きはこちら

学校法人森友学園購入の国有地(豊中市野田町1501番8770平方メートル)
1993年1月 用途廃絶・普通財産 航空機騒音防止法改正 騒音区域縮小(P.3) 第123回国有財産近畿地方審議会平成27年2月10日
2005年 移転補償跡地集約(豊中市野田地区土地区画整理事業)(P3) 第123回国有財産近畿地方審議会
2011年11月 航空局土壌汚染確認 2017年2月15日宮本岳志議員
2012年4月 別の学校法人へ国土交通省が大量の埋設物があると通知、撤去費ゼネコンが2億5千万円と見積もり。購入希望価格を5億8千万円提示、財務省はことわる。(朝日新聞 国有地売却額、一転公表 「ごみ処理費8億円控除」2017/2/11)
2013年 国有地台帳価格7億6千3百27万円 地図
2013年4月26日 形質変更時要届出区域 要措置区域 形-8号(471.875平方メートル) 豊中市 P38,表5-1 平成25年度の要措置区域等の指定一覧
2015年5月 森友学園と定期借地契約。P.17 第124回国有財産近畿地方審議会平成27年6月17日
査定額9億5千6百万円 2017年2月15日宮本岳志議員 
2015年10月26日 豊中市 形質台帳より削除(土壌汚染対策法に基づく要措置区域・形質変更時要届出区域の指定について 豊中市)
2016年2月8日 6千194.4万円平成27年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)第2回採択プロジェクト 国交省
2016年3月11日 森友学園から近畿財務局に、想定以上の深さに埋蔵物があると報告2017年2月15日宮本岳志議員
2016年3月14日 近畿財務局が大阪航空局に撤去処理費用の算定を依頼2017年2月15日宮本岳志議員
2016年3月24日 森友学園が、近畿財務局に土地を買い取りたいと申し出2017年2月15日宮本岳志議員
2016年3月30日 土壌汚染の除去等費用1億3000万円余を森友学園に支払う合意書2017年2月15日宮本岳志議員
2016年4月6日 大阪航空局より1億3000万円余を森友学園に支払う2017年2月15日宮本岳志議員
2016年4月14日 大阪航空局より撤去費用8億1千9百74万1千947円見積もり。不動産鑑定価格9億5千6百万円2017年2月15日宮本岳志議員
2016年6月20日

随意契約1億3千4百万円で売り払われる 公共随契による売払結果一覧表 平成29年2月10日近畿財務局

昔の国有地の状態





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