Life in Japan blog (旧 サッカー評 by ぷりりん)

日本に暮らす昭和生まれの猫ぷりりんの、そこはかとない時事放談と日記です。政治経済から科学、サッカー、手芸まで

オシム監督が記者会見をしなくなったこと

2006年10月02日 21時44分12秒 | Weblog
オシム監督が選手発表の際の記者会見を行わないことになった。

当然のこととも思う。

取材するフリーのライターも大手マスコミも、オシム監督を取材しながらも勝手に自分たちの意見に沿って曲解を招くコメントをつけくわえたのであるから、危険だと判断した可能性が高いとかんぐっている。

確かに前回W杯の選手は呼んでいないが、海外で活躍する選手の大切な時期に無理には呼ばないであろうし、なにしろ国際マッチデーの7日の開催ではないので呼べない。呼べないようにしたのはサッカー協会だ。

親善試合に極東まで帰国する必要はないし、ファンタジスタ系の選手は極めて少数または1名に限定してチーム構成をするであろうから、小野、中村ならば遠藤にするという手もあるだろうし、まだ誰にするのかは時期尚早であると思う。

極東の日本に帰国して疲れてしまうよりもチームですべて出場したほうが選手もコンディションもよくいい試合ができる。

なにより、呼ばないという可能性はいまのところ国内の選手とさして変わらない。
強いチームに所属といっても、セルティックであるのだから。

また、実力が最高の選手がチームにあうとは限らないので、その点も考慮に入れれば、一番うまい選手が選ばれるとはかぎらない。たとえば、攻撃の4枚はガンバ大阪で固めるという手も今の時期ならまだありうる。

技術は大切ではあるけれど、今の海外組みと国内組みならば、そんなに際立った差は感じられない。中村は確かにテクニシャンであるけれども、ワールドカップという大事な試合に体調を崩す選手は、とても不安で使えない。会社員でもそういうふうに上司に評価されると思う。

もう少し総合的にチーム作りを考えられるように、日本のファンも変わっていければ面白いと思う。