舞台に出て行って演奏する。
最初のころはこんなに怖いものはありませんでした。
いや、
正直言うと、子供のころは大好きでした
いつのころからか・・・・・。
やはり20歳前後かな?
様々なことで敏感になる、そういう時期です。
え~?
高校生とかそのころでしょ?
っていう方もあるかも?
とは思いますが、まだその頃のほうが子供感が残っているので。。。。。
やはり20歳くらいかな?
と思います。
平常時でさえ、不安定になったりするわけですから、
舞台の上なんてもってのほか・・・・
しかし、これも本当は慣れです。
何回も定期試験を経験しているうちに
なんとか、自分のやりたいことをできるようになってきます。
そしてある日、お客様が反応をしていることに気づくようになり・・・・
そこからはもうこっちのもんです
会場全体を巻き込んでの演奏に心から集中できるようになる。
一心不乱にではなく、すべてのことに気を配りながら
それができるようになる。
しかし、それができるようになって・・・・・
それから?
って思うようになる。
これもまた大変です。
だって、同じことをやっていては誰もついてきてくれません。
昨夜、N響の番組を観ていて
「やはり」
と思ったのは、かのプロムシュテットでさえ、
「先生はさらに読みが深くなった。最初からもう一度やり直しでした」と楽団員に言わせてしまうほど、
変化しているということ。
やはり芸術家は進化し続けられないとね
と思った次第です。